松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

2017年07月

鍼灸の方が利点が多く副作用も少ない、と結論
臨床現場ではそう感じていましたが、それが論文で発表されると嬉しいです。

引用元:
http://healing-studio.com/sinkyusuteroidote.html

【手根管症候群にステロイド治療と鍼灸を比較した研究】


海外ニュースの宮﨑です。

手根管症候群とは、テクノ手のひら側にある人材と骨に囲まれている手根管と呼ばれるトンネルの中で、神経が圧迫を受け続けることによって、痛みなどの症状が出る病気です。

中高年の女性に多く起こる病気であり、手を酷使することや妊娠に伴うむくみなどがきっかけになることがあります。手根管症候群は、人差し指に症状が出て、中指、親指、薬指に痛みとしびれが発生します。

手根管症候群であると診断された場合、手首を安静に形で維持するための装具を着用したり、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの飲み薬の服用を行います。また、ストロイド薬の注射で治療を行うこともあります。

ステロイドは有効性が高いのですが、薬の副作用も多く、血糖値の上昇を起こしたり、不眠を誘発する場合があります。ステロイドを長期間利用していると、免疫力が低下したり、骨粗鬆症を引き起こすこともあるため、使用前に医師と十分に相談することが必要です。

ステロイド薬の副作用は、一時的なものがほとんどですが、日常生活に支障が出る場合などは、他の治療方法の検討を行うことも一つです。ただし、自己判断によるステロイド投与の中止は、痛みなどの症状を悪化される可能性があるため、医師との相談が重要になります。

以前にも手根管症候群に関する記事をご紹介しましたが、今回は手根管症候群の患者へのステロイド投与と鍼灸の治療を比較した研究をご紹介します。

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手根管症候群の患者77名をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。

グループ1:プレドニゾロン(ステロイド薬)の治療を受ける
最初の2週間はプレドニゾロン20mgを毎日投与
次の2週間はプレドニゾロン10mgを毎日投与
グループ2:鍼灸の治療を受ける
4週間で合計8回の鍼灸の治療を行う

結果は痛み、しびれ、感覚異常、動作異常、夜間覚醒といった主な症状5つを10段階に数値化し比較しました。

2週間後と4週間後の時点で、ほとんどの症状はどちらのグループも改善し特に差異はない、という結果になりました。
夜間覚醒はグループ2の患者はグループ1に比べ大幅な改善が見られました。
また、グループ2の患者はグループ1に比べ、遠位潜時(運動神経伝導速度)にも改善が見られました。

手根管症候群の患者には、ステロイド治療と鍼灸のどちらもが有効であるが、鍼灸の方が利点が多く副作用も少ない、と結論づけています。

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引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI) 2009年5月
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19590482

ほとんどの椎間板ヘルニアは腰痛と無関係

厚生労働省の調査によると、腰痛に苦しむ日本人は、実に人口の4人に1人に当たる2800万人と推定され、年々増加傾向にある。一方、街を歩けば、整形外科や整体に鍼灸院、書店では『○○で腰痛が治る』のような健康書が山ほど目につく。それでも腰痛患者が減らないのはなぜなのか?  腰痛改善のための世界初の小説を著した著者が、その謎と大いなる誤解を解く。短期連載、第1回は「椎間板ヘルニア」のお話です――。

■痛みの場所が、日によって違う? 

 むかしむかし、医学がまだ発達していなかったころのお話。

 「頭痛の原因は、なんだろう? 」

 「頭が痛い」のだから、きっと原因は「頭」にあるにちがいない──そう考えたある集落のお医者さんは、「頭が痛い人」の頭をていねいにしらべてみた。

 すると!  ──なんと「頭の痛い人」全員に「白髪」があることがわかった。

 「原因がわかったぞ!  頭痛の原因は白髪だ! 」

 さて、この話を聞いてどう思っただろうか?  「まあ、昔だったらあり得るね」と鼻で笑ったそこのあなた、この先を読んでも本当に笑えるだろうか? 

 ある国の整形外科医が「腰痛の原因は、なんだろう? 」と考えた。「腰が痛い」のだから、きっと原因は「腰」にあるに違いない。そこで、1980年台に普及したMRIという機器を使って、「腰が痛い人」の腰をていねいにしらべてみた。

 すると!  ──多くの人の腰の「椎間板」がすり減り、その一部分がうしろに飛びだしていた。そして大事な神経を圧迫しているように見えたのだ。

 「見つけた!  これが腰痛の原因だ! 」

 「椎間板ヘルニア」という名前を、誰もが一度は聞いたことがあるだろう。椎間板とは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役目をしている軟骨のこと。この軟骨の一部が脊髄神経を圧迫して、首や腰が痛くなると言われている。

 ──神経を圧迫? 

 いかにも痛そうな話。だが、中には少数ながら疑問に思う医師もいた。なぜなら、「椎間板ヘルニア」患者さんの経過を観察すると、どうやら痛みの程度は、日によって、時間によって変化しているようだ。痛みを訴える場所も、一定ではない。ヘルニアは、右や左に動いたりはしない。もちろん、出たり、引っ込んだりもするはずがない。どう考えてもへんだ……。
■「痛くない人」の76%がヘルニアだった

 それに、これは誰にでも経験があると思うが、神経が圧迫されたらどうなるのか?  たとえば、正座。たとえば、腕まくら。共通するのは、シビレ。そう、神経は圧迫されると「痛くなる」のではなく、「シビレ」るはず。疑問を持った医師はこんな実験を思いついた。

 「よし、腰が痛くない人の検査をしてみよう! 」

 そして、腰が痛くないボランティアを集め、MRI検査をした。すると……なんと76%の人に「椎間板ヘルニア」が見つかった!  「腰が痛くない人」の76%。しつこいようだがもう一度言っておく。「痛くない人」の76%にだ。

 ──これってどういうことなのだろう? 

 「椎間板ヘルニア」があっても「腰は痛くない」。ということは、「椎間板ヘルニア」と「腰痛」とは関係がない……ということではないだろうか? 

 実はこの研究、1995年に開かれた国際腰椎学会で“腰痛界のノーベル賞”とも評される「ボルボ賞」を受賞した権威あるものなのだ。その後も続々と研究は進み、今や「椎間板ヘルニアが腰痛の原因」とされるのは、全体の3%程度にしかすぎないということがわかっている。

■「椎間板ヘルニアが原因」は全体の3%程度

 ──えっ?  3%……!?  いやいや、私のまわりにもたくさんいますけど、「ヘルニア」で腰が痛いって言っている人。

 そう思う人も多いに違いない。うーん、これは非常に言いにくいのだけれど、整形外科医の中には、2017年の今でも「椎間板ヘルニア」が「腰痛」の原因だと信じている医師が存在するようだ。一般人の私たちでさえ、世界最新の科学的根拠が手に入るこの時代において、なぜそのような医師が存在するのか、私は不思議でしかたがない。「学校で習ったことが正しい」「昔から言われていることが正しい」という思考停止に陥っているからなのか、それとも朝から晩まで患者さんがひっきりなしで、新たな知識を勉強する時間や余裕がないからなのか。石頭、ならぬ、医師頭だからなのか。

 もしかしたら自分が信じていることが「頭痛の原因は白髪」と同じレベルであるとは想像さえしていないのかもしれない。なぜなら、古くて間違った知識を患者さんに説明し、本に書き、中にはテレビでしゃべる医師もいるのだから。患者さんがその医師の言葉を信じてしまうのは無理もない。そうして、本当の原因ではない「ヘルニア」を腰痛の原因だと思い込まされた患者さんが、今日もまた増え続けているというわけ。
 “センセイ”である医師から「椎間板ヘルニア」と診断された患者さんは、当然つねに腰に注意をむけ、四六時中腰のことを心配しながら生活することになる。すると、ますます「痛み」に敏感になり、負のスパイラルが永遠に繰り返されることになる。

 「顔色、悪いよ」

 人は、だれか3人からこう言われただけで、具合が悪くなるといわれている。これはノーシーボとよばれる「マイナスの暗示」効果だ。わかりやすくいえば、現代の「呪い」である。

■「腰が悪いという思い込みが、腰痛をつくる」

 日本の腰痛治療の現場では、患者さんだけではなく、医師も治療者も「呪い」にかかっていることが驚くほど多い。私も今から25年前、「椎間板ヘルニア」の「呪い」にかかっていた一人だ。私の「呪い」は強力で、3度の入院と手術をするほどだった。その後、鍼灸師になった私は、患者さんにこう説明する。

 「ほとんどの椎間板ヘルニアは腰痛とは関係がない」

 「腰が悪いという思い込みが、腰痛をつくる」

 「思い込み」を捨てられた患者さんは、その瞬間に「腰痛」から解放される。「腰痛」がなくなるというよりは、「腰痛」にまつわる不安と心配から解放されることで痛みが遠のくというとわかりやすいだろうか。

 子どもの頃に読んだお伽話。呪いにかかったお姫様を救ったのは、王子様のキスだった。「椎間板ヘルニア」の患者にとっての「王子様のキス」とは、科学的根拠といわれる「正しい知識」である。

 25年前、私にキスをしてくれる"王子様"はいなかった。だから、私は「腰痛」から解放されるまでに時間がかかってしまった。

■「呪い」を解く方法は確かに存在する

 でも、安心してほしい。まだまだ少数派ではあるけれど、ようやくこの国でも「王子様のキス」を施してくれる治療者は確実に増えつつある。

 「椎間板ヘルニア」の痛みに苦しんでいる人に真っ先に伝えたいこと。それは、1日でも早く自分が「呪われている」かもしれないという事実に気づくこと。その自覚がなければ、「呪い」を解こうとする発想自体が生まれないと思うから。

 そのことに気づくことさえできれば、あなたは腰痛から覚醒するための大きな一歩を踏み出せたといっても過言ではない。なぜなら、「呪い」を解く方法は確かに存在し、それは高額な治療費もかからず、リスクも伴わず、誰にでもすぐに始められるものだから。(つづく)

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伊藤かよこ(いとう・かよこ)
1967年大阪府出身。東京都在住。鍼灸師。会社員時代に「椎間板ヘルニアによる腰下肢痛」の診断を受け、その後2年にわたり3度の入院と手術を経験。2000年はり師・きゅう師免許取得後、神奈川県で鍼灸カウンセリング治療院を開業。腰痛をはじめさまざまな心身面での不調に悩む多くの患者さんと対話を重ねる。2016年11月、世界初の腰痛改善小説『人生を変える幸せの腰痛学校』を上梓。現在は心と身体に関する講演や勉強会などを中心に活動。
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鍼灸師 伊藤 かよこ イラストレーション=かとうゆめこ 撮影=椎名トモミ

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00022463-president-life

鍼灸の治療は睡眠時無呼吸症候群に対し、安全で経済的かつ予防的な効果があるという記述を見つけました。
当院の患者さんでも数名この症状で悩んでいらっしゃる方がおられますのでお話ししようと思います。

以下、http://healing-studio.com/sinkyuusyuinjimukokyusyoukougun.htmlから引用です。

海外ニュースの宮﨑です。

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に自分が気付かないうちに呼吸が止まっている症状が出ることです。

日本では潜在患者数は実は300万人以上いるのではないかと推定されていますが、寝ている間の事ですから自分では気づくことが難しくなっています。

医学的には、10秒以上、気道の空気の流れが止まった状態が、1番で30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群だと診断されることになっています。
睡眠時無呼吸症候群が起こる原因は、空気が通る上気道が物理的に狭くなっていること、もう1つは呼吸中枢に異常が起きて起こることだとされています。

特に肥満になると喉が首まわりの脂肪が厚くなるので気道が狭くなりがちですから、ダイエットをするなど対策が必要です。

またお酒を飲むといびきをかきやすくなって筋肉が緩くなりますから気道が狭まってしまい無呼吸になる可能性が高くなります。

睡眠時無呼吸症候群はひどくなると窒息してしまう危険性があり、命にかかわってきます。

そのため、自分が睡眠時無呼吸症候群かもしれないと疑ったら、早めの医療機関に受診することが必要です。

治療方法には様々なものがあり、寝ている間にエアチューブやマウスピースを付ける方法、さらに外科手術という方法もあります。

薬を使わないので薬の副作用を心配する必要はありません。

睡眠時に無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群は、覚醒時の活動に様々な影響を及ぼすこと、日常生活に様々なリスクが生じる可能性など、多くのリスクを伴う疾患として知られています。
この無呼吸症候群に鍼灸が効果的であるという研究をご紹介します。
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45名の睡眠時無呼吸症候群の患者をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:鍼灸の治療を受けるグループ
グループ2:対照グループ

グループ1の患者は耳への鍼灸の治療を受けましたが、治療後に症状の大きな改善が見られましたが、グループ2の患者は特に改善は見られませんでした。

このことから、研究者は耳への鍼灸の治療は睡眠時無呼吸症候群に対し、安全で経済的かつ予防的な効果がある、と結論づけています。

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引用:Pacific College 2014年11月20日
http://www.pacificcollege.edu/news/blog/2014/11/20/acupuncture-may-help-sleep-apnea

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