開院70年 直神傳澤田流® 松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

直神傳澤田流®(じきしんでん さわだりゅう)松浦鍼灸院の公式ブログです。

2018年04月

さて、気のお話③です。

”元気”になる為には「食事を食べれるようになること!」と考えた(思い出した)私は、セルフ治療で脾胃を強くする事にしたのです。

(”脾胃”とはググれば偉い学者先生が詳しく書いてあると思いますけど、東洋医学では「脾胃」は「後天の本」と書かれており、「脾胃は後天を主る」とも書かれているのです。という事は、脾胃を健やかにして(健脾)、食事(私的には良い水と天日干米が代表例と記憶していた)を取れば”後天の気”が貯まる!と、学生時代の私は理解しました。その時は瀕死の自分に健脾の治療をする時がくるとは思いもしなかったですよね。覚えていて良かったですよw)

「自分で出来る範囲でのセルフ治療」をして「食べる事」、書いてしまうとたったこれだけの事なのですが、病後って”やる気”も足りないからなかなかできないんですよね・・・。私の場合2度目の退院をしてからは、専門的な治療方法である「灸頭鍼」と「シリカブラック灸」を多用しましたが、継続すれば市販のお灸だけでも十分に脾胃は強くできますので、これを読んで”元気”になりたいと思った方でもセルフ治療できますから安心してください。方法はお近くの鍼灸院に行って健脾のお灸をしてもらってください。そして、家ではそのツボに市販のお灸をすればいいだけです。(もちろん鍼灸の先生が通えと言ったなら通ってくださいよ!)1ヶ月~3ヶ月もお灸を続けていれば食欲も戻り、ある程度”元気”な状態になる思います。東洋医学的に酷い気虚の状態から抜け出す頃です。一般的な東洋医学ならこの状態を最初のゴール設定すればいいと思いますよ。

 

さて、治療を続けていると、”後天の気”が貯まって、ある程度”元気”が出てきます。しかし、それは腹の底から湧き上がる様な”元気”では無かったです。西洋医学的には後遺症も残らず、大事にすればいいだろうと、少しづつ仕事にも復帰したのですが、正直今一つでした。それは、自分に分け与える余分な”元気”が無いですから患者さんに対する治療結果が鍼灸技術の結果のみ、(祖父から受け継いだ治療は、鍼灸技術の結果&元気になって帰って頂く事ですから、)自分の施している治療に満足できないからでした。そこからいろいろありましたが、ここでは省略させて頂き、最終的には後天の気を貯めるのには、”ただ食べるだけではダメ”という事と、”食べるものに関してはその質の問題”がある事に気づいたのです。

 

我々は人間(哺乳類ヒト科)という生物です。元々は自然の中で、降り注ぐ太陽の光、奇麗な空”気”、水、そして木々、山、信州にはない海などと触れ合って一緒に生きて来たのはずなのです。だったら、自然の雰囲”気”を感じていないとダメなんじゃないか!?。私は、信州の自然の中に暮らしながら、病を”気”にして外へ一歩も出ない暮らし・・・。これダメだ!。

また、我々人間は食物連鎖のほぼ頂点にたって、食べる生き物の血肉、気を受け入れて生かさせていただいているのに、その生物に感謝していない事に気づき、それを調理してくれる人にも感謝していなかった。これもダメだ。そう思っていると、生き物には旬があるという事を思いだした。旬というのはその生き物の”気””血”などが一番満ち溢れている時だから、(食べれば一番美味しい時だし、)旬のモノを食べれば”質の良い気”が吸収できるはずだとと考えたのです。

 

私が取った行動は、まず、意識的に外出する様にしました。暖かくなってきた頃には山の中へ自然と触れ合いに出かけました!大自然は私に感動と共に良い”気”を与えてくれました。

また、塩分制限とカロリー制限を無視して、旬の食材を美味しく味付けして貰ってたくさん食べました。

※これらの行動が良いとか悪いとかいろいろご意見があると思いますが、これは私の出した結論ですで、自己責任という訳ですよ。

まあ、理屈抜きで料理って美味しいと自然と笑顔で感謝して頂けるものですね。

お腹いっぱい食べれましたよ。

結果・・・まんまると太りました。+20キロw

体重、血液検査の数値、いろいろ怒られましたけど、病気を忘れるくらい”元気”になったんですよ!

要するに「質の良い気を取る」とは、自然の中で美しい景色を見て、風を感じ、奇麗な空気、水に触れ、太陽の光を浴びる。そして、鍼灸治療で脾胃を強くし、旬なモノを感謝しながら笑顔で美味しく頂く事だけなのです。

それって、自然の中でBBQ!

それいいですよね!

たったこれだけの事を語るのに何文字使ってるんでしょうかね?

私は自己愛が強いので自分の昔話をおおげさに語りたかっただけですね(笑)

”昔話”だけで、”説教”と”自慢話”はしていないのでお許しを。

 

さて、今現在、あまりにも増えすぎたので体重は少しだけ減らしました(笑)

もう患者さんに分け与える”元気”が足りなくなることはないと思ったからですよ。

これは、東洋医学の道に生きる私の生き方です。

 

一般の方は気を分け与える生活などからなるべく離れて、”先天の気”を極力減らさない様に養生して、”後天の気”を必要な量補給しながらノンストレスで活動して長生きして下さい!

その為に脾胃を強くする”健脾のお灸”は本当におススメですよ!

”気”を使う飲み会や集まりに参加するくらいなら、そのお金を持ってお近くの鍼灸院の門を叩いて”気”を補充する方法を教わって来てください!

あと、誰かのお見舞いに行くときはお金も大事ですが、”元気”な笑顔の方が価値あると私は思います!病人は圧倒的に”気”が足りないのですから、あなたの”気”を分けてきてあげてくださいね。 

 

松浦鍼灸院 松浦哲也

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~追伸~

最期に、私の為にどんな時も側にいて”気”を分けてくれた家族と、病気が回復するまで私の下にいて”気”を使ってくれた友達。良質な”後天の気”を補えたとしても、この二つの存在無くして、私は病気から回復はできなかったと思っています。

感謝。

最期まで読んでいただき本当にありがとうございました。


前回(気のお話①)の続き。

このコラムは私の体験談が話のメインなので飛ばして貰っても問題ないです。

気のお話②の要点だけ書くと「食事を食べれるようになること!」です。

 

まず私は”元気”を取り戻すのに自分の置かれている状況を把握する事が必要でした。

私の今の状態は死にかけて自分の持っている全ての気や血を使い切った状態、完全なる虚の状態。

気も血も含めありとあらゆるものが足りない状態だと。

一般病棟に移った時に撮ってもらった写真があったので診てもらえばわかると思いますけど・・・。

必死に笑顔作ってるのに、笑顔じゃない。

なんだか死にそうですよね(笑)

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元気になった後に「おでこ後退してるよ!」という突込みは散々聞かされましたけど、当時はベッドから一切動けなから顔とか見れないですし、抜け毛とかそんなん気にしとれん。

目で見える範囲の手とかにも本当にヤバい雰囲気でてましたからね。

手を見ただけでも、少しでも気血を補わないとダメだと感じた訳ですよ。

それで、やった行動は出された病院食を食べる様に努力する事だけ。

というか、考えなくてもそれしかする事はないんですけどね。

塩分制限食食べた事ある人ならわかると思うんですけど、あれ、味が薄いじゃないですか・・・。

病後は全く食欲も無いのに、味の無いものをそんなに欲するわけがない!!のですよ。

無理して食べれば少しは”気”が回復するんですが、器が小さいからすぐに使い切ってしまう状態が続く。これじゃ西洋医学的に回復した状態だとしても”元気”になれない・・・。

次は食事の量を食べられるようにならないといけない思って。

食事の味付けは自分じゃどうしようも出来ないけど、自分で脾胃は強くできるぞ!って事で、往診用のバッグを持ってきてもらって、自分で鍼治療をすることに。

(本当はお灸がしたかったのですが、煙もくもくは病院内じゃねできないですからね。一般的に鍼は気を抜く又は気を動かし、お灸は気を補うと云われています。)

自分的には大成功な結果がでた訳で、出された(薄い味の)食事も全部食べられるようになり、支えられながらも立って歩くことが出来るまで回復してきました。

(西洋医学の先生方の治療があるから生きているし、立ち上がれたんですよ。私の目的は、あくまで”後天の気”を補って、もっと”元気”になる為の行動ですから。そこは間違えて解釈しないで下さい!)

 

その後、入院生活が順調に経過して退院して、いろいろ有ってもう一回入院してw。その辺はもう救命レベルのお話なので、東洋医学の話なんて書くことないんですよね。

 

とにかく「食事を食べれるようになること!」が、”元気”になるに最初にした事でした。

気のお話③に続きます。

 


松浦鍼灸院 松浦哲也


はり・きゅうと免疫のお話(鍼灸治療は万能な予防接種?)のコラムで、健康を取り戻すことが出来たのは・・・・、質の良い後天の気を補う(別で書きます)事ができたからかな!?って書いておいて、なかなかその別のコラムが書けなくて・・・。

”気”の話なんて、ググれば偉い学者先生の書いた分かり易いお話がたくさん出てきますので書かなくてもいいんじゃね?って正直思っていましたが、続きを楽しみにしていてくれる患者さんに「続きまだ?楽しみにしとるに!」って期待されていたので続きを書いてみようかと。

ここでの内容は「大動脈解離で死にかけたおっさんが、実体験を基に”気”というテーマで書いた妄想コラム」程度の内容ですので、あまり期待しないで読んでくださいね。

 

私は”気”とは”生命エネルギー”だと思っています。

”気”を”生命エネルギー”という風に置き換えて読んでもらっても良いかと思います。


さて、われわれ人間には”先天の気”と”後天の気”と呼ばれる2種類の気が巡っています。

この説明こそ偉い先生が説明してくれているので省略してもいい気もしますけど・・・

”先天の気”とはお母さんから生まれた時に有している母から分け与えられた気(これに関して、妊娠中にするといい事あるので別コラムで書きますね。)で、腎に蓄えられていて、生まれた時から消費されていく気と云われています。腎気や神気とも云われていて、この気が完全に枯れた時が活動停止(死)だと考えられていますね。この腎気の器は生まれた時には決まっているので大きくなったり小さくなったりすることはないと云われています。

”後天の気”とは生まれた後に取り入れて使う事のできる気で、脾と関係が深いと云われていて日々の暮らしの中から補充できると考えられています。ここでいう脾とは西洋医学でいう消化器系と思ってもらえれば分かり易いですね!つまり、”後天の気”は毎日の食事で補っていけるという事ですね。”後天の気”を貯める器は日々変化していて、同じ人でも大量に貯められる時と、ぜんぜん貯められない時があります。そう、”後天の気”の器の大きさは体調によって変化するんです!(器の大きさのお話をググっても書いてないと学生さんに指摘されたのですで・・・これも私の妄想かもしれません。)

この二つの気は生活習慣やストレス等でどんどん減っていきます。そして、足りなくなると病気になって最期は死ぬのです。人の死ぬ前の目を見たことある人ならわかると思いますけどね。気が消える瞬間。あれです。まあ、普通に暮らしていてもどちらの気もだんだん減っていくのですが、極端な話、先天の気を極力減らさない様に養生して、後天の気を必要な量補給しながらノンストレスで活動していたら長生き出来るんでしょうけどね・・・。

ここまではネットで調べれば大概書いてある話の内容ですよね。

私も学生時代に2ちゃんねるで勉強しました。

ここからが妄想の始まりです。

さて、人はその2種類の気を混ぜて”元気””やる気””イワキ”など”気”の付く活動をしていると私は考えました。嫌な仕事をするときや、気の合わない仲間と過ごすと”気”を使いますね!?しかも大量に使うから直ぐに”元気”が無くなり、家に帰って休み(気の補充をし)たいと思いませんか?。更にどんどん”気”を使いすぎると、”後天の気”の器も小さくなり、食事をしても貯められる”後天の気”が少なくなってきますよね。そうなると”やる気”すら作れなくなって家から一歩も出なくなる。悪循環の始まりですね。これが悪い方悪い方へ転がっていけば”鬱”ですよね。東洋医学でいう気が足りなり状態「気虚」だと思ってます。

(余談ですけど、飲み会などで”元気”になる人がいるのは、気を使って”元気”を分け与えている人がいるからだと思いますよ。もしかしたら店員さんかもしれませんが・・・、大概は嫌々連れまわされる部下じゃないかな?そりゃ、今時の若者は飲みにケーション断りますよ。”気疲れ”しますからね。)

逆に楽しい仕事?遊び?や気の合う仲間と過ごすとなぜか”元気”になりませんか?それ、食事以外にも後天の気の補充が出来るからなんですよね。

これは入院中に、仲間がお見舞いに来てくれると”元気”になると何度も感じました。見舞いに来てくれた仲間はきっと”気”をたくさん消費してくれたんだと思いますけど・・・。本当ありがたかった。

猪木さんが「元気があれば何でもできるー!ダァー!」って言ってたじゃないですか!あれ、本当だと思ってます。ただ、”元気”を作る事が現代人はなかなかできない。

それこそ、病気をした人は後天の気も少量しか補給できないし、先天の気すら底を尽きかけている状態の人が多くいる。俺もその一人だったからよくわかる・・・。

”元気”が無いから私は病気なんだと考え、ベッド上で、どうやったら元気になれるか!”元気”の事だけを真剣に考え、考え、考え抜いて、自分で試して、実践して元気になっていったのです。


続きは気のお話②に続きます・・・続くかな?


当院に心療鍼灸で来院してらっしゃる患者さんなら聞いた事ある話ですよ。

「言葉で説明するより画像を見せて下さい」と患者さんからのご要望を頂きましたので灸頭鍼の風景を載せておきますね。
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「具体的に何に効くのか?」よく質問されますけど、患者さんの症状に合わせて使い分けますので、これに効くと断言できませんが、ご婦人に多い冷え性をはじめ、基本的に冷えが原因の症状全般に効果的ですね。

「冷えは万病の元」と云われています。灸頭鍼ではお灸の熱がツボに刺さった鍼を通じて身体を芯から温め、冷えの改善、血流改善、内臓の活性化、代謝や白血球の増加による免疫力アップ等が期待できると云われています。

Wikipediaによると「いかにも効きそうなため、これを看板にしている鍼灸師はかなりいる。」と書かれていますが、これを看板にして食べていけるのか疑問ですね。データがまだないとい事は調べてみたら本当ですね。だれか研究する学者先生いないですかね!?最期に、我々施術者の健康まで心配してくれているようですが、今の建築基準で建てられた鍼灸院なら換気扇がしっかりしていて室温を下げずに艾の煙を外に出せるからそれほど心配はないと思います。そもそも艾の煙でガンになる事を心配する者は鍼灸師の道を選んでいないので要らんお世話だと私は個人的に思っています。

それにしてもWikipediaのこのページの編集者さんはなかなかユニークな文章を書きますねー。
灸頭鍼のイメージが正しく世界に発信されていないのは悲しい。

Wikipedia灸頭鍼

 一昔前に任天堂のゲームやテレビなどで話題になってご存知だと思いますが、脳細胞は年齢に関係なく発達を続けると言われています。要するに脳を使えば使うほど発達するのです。ネットでは「脳トレで遊んでいればボケないのです!」って口コミされていましたね。ゲームが爆発的な人気になったのも納得できますよね。老化と共に身体の細胞は衰えていくのに・・・人体とは本当に不思議ですね。

 さて、もう一つ、人体の中で鍛えていれば、身体の老化とは無縁で、生きている限り決して衰えることのない免疫力と云われているものがあります。この免疫力を高める(訓練する)のに鍼灸治療は最適だと云われています。ちょっと想像してみてください。免疫力は自国の防衛力、免疫に関わる細胞(以下、免疫細胞)は自衛官だと。素人同然だった自衛官も訓練を重ねるうちに技術が上達して兵力の質が上がります。個々の自衛官の能力が上がれば自然と防衛力が上がりますよね。人体に戻ると、鍼や灸で身体中に小さな傷が刺激を与えて免疫細胞を働かせるという訓練を重ねると、免疫細胞の質が上がります。個々の免疫細胞の能力の質が上がれば自然と身体全体の免疫力が上がりますよね!!

 インフルエンザ予防接種はインフルエンザウイルスの感染のみに対応する免疫力を高める訓練ですが、鍼灸は人体への様々な外敵から身を守る為の万能な免疫力を高める訓練ができるのだと考えられます。即ち鍼灸は“万能な予防接種ではないか!?”と、私は考えております。また、喘息やリウマチ、アトピーなどの自己免疫疾患(アレルギー)が鍼灸治療で寛解するのも、自己の正常な細胞に対して内乱を起こしている免疫細胞を粛清(しゅくせい:不正者・反対者などを厳しく取り締まる事)すると考えれば、免疫細胞の訓練という概念で説明できます。(アレルギーはTh1細胞とTh2細胞のバランスがどーのこーのだから・・・と云う難しい話を知っている人はぜひ鍼灸も研究してください!)

 要するに鍼灸治療を定期的に受けることによって、免疫細胞が訓練され、免疫細胞の質が上がって、免疫力が高くなった状態、即ち“自己の持つ自然治癒力が最大限に高められ体質が改善された状態”を維持できると思っていただければ良いと考えています。

 年齢と共に身体は衰えても、脳と免疫力を鍛えて、ボケずに、自己の持つ自然治癒力を最大限に高めた状態で生活すれば、“ぴんぴんころり”又は“ぽっくり”と最期を迎えることができると思いませんか?

 私は、ICUに入院していた時に「家族に迷惑を掛けて生き続けるのは嫌だな・・・。みっともない姿を見せたくなかったな・・・。自分の足で歩いて、自分の事は自分でできる状態でぽっくり死にたかったな。」と思いながらベッドに寝ていました。今、病気をした事を忘れるくらい健康を取り戻す事ができた理由は、お医者様たち西洋医学の力と家族の助けは勿論の事ですが、脳トレと鍼灸治療を定期的にして、ボケずに、免疫力を上げ、質の良い後天の気を補う(別で書きます)事が出来たからかな!?と思っています。これからもボケないよう、高い免疫力を維持できるよう、毎日脳トレと足三里(※)のお灸、定期的な鍼治療を続けて行こうと思います。

 定期的な鍼灸治療が未病治=予防鍼灸に繋がる理由を、自分の経験談を基に、患者さんに分かり易く伝えたく、はり・きゅうと免疫の話をコラムに書き起こした次第です。
このコラムを書きながら“毎月鍼灸をしていると、ボケずに、ぽっくり逝ける”と先代院長(祖父)や祖母が治療中に患者さんと笑いながら鍼をしていたのを思い出しました。

注)脳細胞が老化しないとう話はニュースで読んだ程度で、論文等で確認はしていませんが、脳細胞は老化しないという前提でコラムを書かせていただきました。又、このコラムは大学等で検証された内容は多分一切含んでないと思われます。著者の個人的見解を当院の患者さん向けに分かり易く纏めたものです。

※松尾芭蕉の「おくのほそ道」に 「ももひきの破れをつづり、傘の緒つけかへて、三里に灸すうるより、松島の月まづ心にかかりて……」 というところがあり、三里に灸のあとがない者とは旅をするなともいわれていた。 これは足の三里に関わる有名な言い伝え。

松浦鍼灸院 松浦哲也(鍼灸学士・明治鍼灸大学)

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