この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。

【目的】
1週間前に重いものを持ち上げてぎっくり腰になった。接骨院に毎日通ったが痛みが取れず・・・耳鍼がぎっくり腰に良いとの噂を聞いて来院。初診時に問診をしたところ、他院で従来の円皮鍼ではかぶれてしまった事がある事が判明。この度ASPセラピーの説明を受け、同意の上で施術することとなった。

【対象】
30代後半女性 製造業勤務

【方法】
両耳介部をココロケーター(セイリン社製)にて低電気抵抗点を探査し、帯状回(Cingulate Gyrus)と視床(Thalamus)、原点(Point Zero)、神門(Shen men)、オメガ第2点(Omega2)相当部位にASP鍼を置鍼、ただしオメガ第2点は内側から刺鍼(松浦独自の方法)
添付写真を参照
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【結果】
施術直後、VAS法にて10→0 となった。
ROM FULL

【考察】
先行研究では75~82%のASPセラピー患者に疼痛改善効果がみられるとあるが、今回のケースでも劇的な直後効果がみられる結果となった。これは刺鍼部位を当て推量ではなく、低電気抵抗点を探査した上で決定したため、疼痛時に活動が亢進するとされる脳の視床下部へ、効果的な抑制刺激を加えることができたためではないかと考えられる。

症例報告日:令和元年8月24日
症例報告作成者:松浦哲也