開院70年 直神傳澤田流® 松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

直神傳澤田流®(じきしんでん さわだりゅう)松浦鍼灸院の公式ブログです。

カテゴリ: 引用記事

気になる記事があったので転載しておきます。

~以下転載記事~
ロキソニンは腰痛を悪循環させる! 米国の最新ガイドラインは<腰痛に薬はほぼ効果ナシ>


先月、「The American College of Physicians(米国内科医師会)」で最新の腰痛ガイドラインが発表された。そのなかで注目されたのは、「腰痛に投薬はほとんど効果がない」と明記されたことである。

 これまでにも、<腰痛の約85%は「非特異的腰痛」。外科的に原因がはっきりと特定できない>ことを述べてきた。

 つまり、腰痛の多くは、手術ではなく保存療法を行う必要性がある。この<腰痛の8割超が原因不明>なのは、実にさまざまな原因が絡み合って生じているからである。

 たとえば、肥満、喫煙、うつ、悲観的な考え方などは、慢性化した腰痛と関係があることが、論文で報告されている。腰痛の原因が、<構造的なもの>だけではなく、ライフスタイルや思考がその一部とすることを「生物心理社会的思考モデル」という。

 

腰痛と無関係な異常を原因に!?

 腰痛はそのように幅広いものから原因を探っていく必要がある。しかし、皆さんの中には、「画像検査で『腰の骨が変形している』と診断された」「『神経が骨にあたっている』と言われた」というケースがあるかもしれない。

 ところが、骨の変形と痛みは無関係な場合が多い。実際に、多くの正常者(腰の痛みがない人)のMRIやレントゲン所見で「何かしらの変形が見られた」という報告がある。

 医療検査の飛躍的な進歩のおかげで病気の早期発見と治療が可能になった反面、病気と関係なく、どこかしらに異常が見つかるようになった。それが腰痛と無関係でも――。

 

鎮痛剤の投与の繰り返しが腰痛を<国民病>にした

 そのような複雑な原因で成り立っている腰痛に対して、一昔前までは積極的に「投薬(鎮痛剤)」が処方されていた。

 実際には、現在も多くの医療機関で処方されていたり、あるいは自分自身で「痛み止め」を腰痛に対して使っている人も多い。しかしながら、鎮痛剤はあくまで一時的な対処療法であり、実際に薬の効果が切れてしまうと再び痛くなってしまう。そのため、再び投薬という悪循環に陥る。

 実際にそのような治療を続けてきた結果、腰痛は多くの国で国民病のひとつとなっているのだ。

 腰痛に関しては、さまざまな研究が行われている。そして、導き出されたひとつの答えが、米国内科医師会が最新ガイドラインで示された「腰痛には鎮痛剤の投与をなるべく避け、痛みが強いときの最終手段として用いる」というものだ。

 

どのように腰痛と向き合うべきか

 では、どのように腰痛を治せばいいのか? 推奨されているのが、リハビリテーション(理学療法)や、マインドフルネス(瞑想の一種)、エクササイズ。ヨガやタイチー(太極拳)、認知行動療法なども推奨されている。

 つまり、「腰痛は自分で主体的に行動して治す」ということだ。とはいえ、何をしたらよいかわからない人が多いだろう。医療機関を訪ね、医師や理学療法士の適切なアドバイスをもらい、それをもとに自らが能動的にアプローチする――。これが現在、推奨されている腰痛の治療法である。

 たとえば、リハビリとして電気をかけたり、腰を引っ張ったり――という「受動的な治療」に留まっている患者は少なくない。だが、それでは治療効果は小さい。現実に、治らないから長期間に渡って通院する人が多いのだ。

 腰痛は、理学療法士と一緒に適切なエクササイズを行ったり、学んだエクササイズを自宅で主体的に行っていくのが、改善の正しい道のり。専門家に適切なアドバイスをもらいながら<自分で治す>。それが最新の腰痛治療である。
(文=三木貴弘)

転載元:http://healthpress.jp/2017/03/post-2839.html

私の大動脈解離も喫煙が一つの原因だったと思っております。
健康の手助けをする者が喫煙をしていた事、深く反省しております。

~以下転載記事~

 厚生労働大臣が内閣改造で交代し、受動喫煙の対策強化法案の行方が微妙となっている。タバコを吸う能動的な喫煙も、そしてタバコから出たり喫煙者の呼気からの煙による受動的な喫煙も、健康に悪影響を及ぼすことは、広くよく知られた「常識」だ。

 受動喫煙の害について、米国では1990年代の初めごろからその危険性が問題になり(※1~5)、受動喫煙の悪影響はすでに医学的にも科学的にも疑いの余地はない。受動喫煙の健康影響では、胎児乳幼児の発育障害、呼吸器系疾患、発がん、心疾患などがあげられ、タバコを吸わない人でもタバコの煙による病気を発症しやすくなることがわかっている。

受動喫煙と大動脈疾患の関係が初めて明らかに

 これまで受動喫煙の悪影響がはっきりわからなかったものに「大動脈疾患」があったが、これについても「受動喫煙による死亡が約2倍」というショッキングな疫学調査の結果が最近、発表された(※6)。研究者が所属する筑波大学によれば、同大医学医療系の山岸良匡准教授、磯博康客員教授らの研究グループが、受動喫煙により大動脈疾患(大動脈解離・大動脈瘤)による死亡が増加することを世界で初めて明らかにした、と言う。

 大動脈の疾患には、大きく分けて大動脈解離と大動脈瘤がある。大動脈とは、心臓から出た始まりの太い血管のことで、心臓から出てから大脳などの心臓から上の身体へ血液を送るために上に向かい(弓部)、その後、下へ向かって胸部や腹部、腰、足など全身に血液を送るようになっている。大動脈疾患に「解離」と「瘤」という言葉が出てくるが、解離とは大動脈の血管が層状に剥がれること、瘤とは大動脈が袋状または瘤状にふくらみ、大動脈の壁が薄くなることだ。

 日本はイタリアと並んで大動脈疾患の多い国らしいが、その診断と治療はなかなか難しいようだ(※7)。著名人や俳優などでも大動脈疾患にかかったり、それが原因で亡くなる方が多く、ときおり話題になったりする。大動脈疾患でやっかいなのは、予防や診断がしにくく、自覚症状がなかなか出にくいことだ。

 大動脈解離(急性)では胸や背中に疼痛や激痛があるなどする。大動脈瘤のほうも腹痛や腰痛などが出ることなどがある。胸部の大動脈瘤の97%は胸部レントゲン写真で、腹部の大動脈瘤の66%が触診で発見されているようだ。胸部の大動脈瘤では、声がかすれたり、食べ物などを飲み込みにくくなるなどする。また、腹部の大動脈瘤のリスクファクターは「男性・65才以上・喫煙(歴)・高血圧・家族歴」などだ(※7)。

受動喫煙は家庭外のほうが影響大

 この大動脈疾患、年々増えている。十年ほど前に死因のワースト10に入った。また、60代、70代の男性のほうが発症例は多い。自覚症状が少ないこと、発病すれば大動脈が破裂するなどして短時間で死亡するケースが多い(93%が24時間以内に死亡:※7)ことなどから、統計に反映されていない数も含まれると思われる。

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 タバコを吸うこと、喫煙が大動脈疾患に悪影響を与えることは、これまにでも明らかにされてきた。特に、喫煙と腹部の大動脈瘤(abdominal aortic aneurysms、AAA)との関係が強く示唆されている(※8)。

 さて、前述したように、受動喫煙と大動脈疾患との関係について疫学的に明らかになった。筑波大学の研究者は、質問紙に記入してもらう特定住民の集団調査(日本の大規模地域コホート研究、JACC Study:※9)を行った。

 各集団(合計4万8677人)ごと平均16年間にわたり追跡調査し、受動喫煙の頻度によって3つのグループに分けて分析した。3つのグループは「受動喫煙の程度が低いグループ:受動喫煙が家庭内・家庭外ともにほとんどない人:低)」「受動喫煙の程度が高いグループ(受動喫煙が家庭内でほぼ毎日2時間以上、または家庭外でほぼ毎日の人:高)」「受動喫煙の程度が中程度のグループ(その他:中)」となる。

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 その結果、受動喫煙の「高」と「低」を比べると大動脈疾患の死亡率で2.35倍、「高」のほうが高かった(※10)。さらに、受動喫煙を受けている場所を「家庭内」「家庭外」で分けた場合、「家庭外」のほうがより受動喫煙の影響を強く受けていることがわかった。研究者は、主に職場や飲食店などで受ける受動喫煙の違いが家庭内との間にあるのではないか、と考えている。

※1:1991年、米国心臓学会(AHA)は受動喫煙が心臓病を引き起こすという関係を示した(※2)。また、米国環境保護庁(EPA)は、1992年に出した報告書「受動喫煙の呼吸器への健康影響:肺ガンおよび他の呼吸器疾患」で、世界中で行われた30件の疫学調査をレビューし、米国では受動喫煙が非喫煙者の肺ガンのリスクを20%高めている、とした(※3)。米国心臓学会は1991年の論文から「環境タバコ煙と心疾患」と題した声明を発表(※4)、非喫煙者の心筋梗塞死のリスクを30%高める受動喫煙は、虚血性心疾患の重大な危険因子であると断言した。また、米国カリフォルニア環境保護庁(CalEPA)は1997年、受動喫煙によって非喫煙者の心筋梗塞の死亡率は1.3倍に高まること、受動喫煙を受ける人のうち1~3%が受動喫煙を原因とする心筋梗塞で死亡するとした(※5)。

※2:S A Glanz, W W Parmley, "Passive smoking and heart disease : epidemiology, physiology, and biochemistry." Circulation, 83, 1-12, 1991

※3:U.S.Environmental Protection Agency, "Respiratory Health Effects of Passive Smoking:Lung Cancer and Other Disorders." Office of Health and Environmental Assessment, Office of Research and Development,U.S.Environmental Protection Agency, Washington,DC. 1992

※4:A E Taylor, D C Johnson, H Kazemi, "Environmental tobacco smoke and cardiovascular disease." A position paper from the Council on Cardiopulmonary and Critical Care, American Heart Association. Circulation, 86, 699-702, 1992

※5:California Environmental Protection Agency, "Health Effects of Exposure to Environmental Tobacco Smoke:Final Draft for Scientfic,Public,and SRP Review." Office of Environmental Health Hazard Assessment, California Environmental Protection Agency, 1997:※:10万人あたりの受動喫煙による死亡確率は1000~3000人となる。

※6:Kihara Tomomi, Yamagishi Kazumasa, Iso Hiroyasu, Tamakoshi Akiko; JACC Study Group. "Passive smoking and mortality from aortic dissection or aneurysm." Atherosclerosis. 263:145-150. 2017

※7:「大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2011年改訂版)」循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2010年度合同研究班報告)合同研究班参加学会:日本循環器学会、日本医学放射線学会、日本胸部外科学会、日本血管外科学会、日本心臓血管外科学会、日本心臓病学会、日本脈管学会

※8:Ian M. Nordon, Robert J. Hinchliffe, Ian M. Loftus & Matt M. Thompson, "Pathophysiology and epidemiology of abdominal aortic aneurysms." Nature Reviews Cardiology 8, 92-102, 2011

※9:The Japan Collaborative Cohort Study for Evaluation of Cancer Risk sponsored by the Ministry of Education, Culture, Sport, Science and Technology of Japan:1988年から全国45地区の住民を対象にして質問紙により生活習慣を把握し、その後の追跡を行った大規模地域コホート研究。文科省(旧文部省)科学研究費から助成。コホート研究とは、特定の人間集団を観察する疫学研究のこと。

※10:多変量調整ハザード比による。「受動喫煙」の影響だけを考えるため、性別・年齢・BMI・高血圧・飲酒・ストレス・運動など、そのほかの要因による影響を考慮に入れて「受動喫煙」の統計学的な有意さを見積もる手法。 

転載元:https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20170806-00074218/

鍼灸の方が利点が多く副作用も少ない、と結論
臨床現場ではそう感じていましたが、それが論文で発表されると嬉しいです。

引用元:
http://healing-studio.com/sinkyusuteroidote.html

【手根管症候群にステロイド治療と鍼灸を比較した研究】


海外ニュースの宮﨑です。

手根管症候群とは、テクノ手のひら側にある人材と骨に囲まれている手根管と呼ばれるトンネルの中で、神経が圧迫を受け続けることによって、痛みなどの症状が出る病気です。

中高年の女性に多く起こる病気であり、手を酷使することや妊娠に伴うむくみなどがきっかけになることがあります。手根管症候群は、人差し指に症状が出て、中指、親指、薬指に痛みとしびれが発生します。

手根管症候群であると診断された場合、手首を安静に形で維持するための装具を着用したり、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの飲み薬の服用を行います。また、ストロイド薬の注射で治療を行うこともあります。

ステロイドは有効性が高いのですが、薬の副作用も多く、血糖値の上昇を起こしたり、不眠を誘発する場合があります。ステロイドを長期間利用していると、免疫力が低下したり、骨粗鬆症を引き起こすこともあるため、使用前に医師と十分に相談することが必要です。

ステロイド薬の副作用は、一時的なものがほとんどですが、日常生活に支障が出る場合などは、他の治療方法の検討を行うことも一つです。ただし、自己判断によるステロイド投与の中止は、痛みなどの症状を悪化される可能性があるため、医師との相談が重要になります。

以前にも手根管症候群に関する記事をご紹介しましたが、今回は手根管症候群の患者へのステロイド投与と鍼灸の治療を比較した研究をご紹介します。

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手根管症候群の患者77名をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。

グループ1:プレドニゾロン(ステロイド薬)の治療を受ける
最初の2週間はプレドニゾロン20mgを毎日投与
次の2週間はプレドニゾロン10mgを毎日投与
グループ2:鍼灸の治療を受ける
4週間で合計8回の鍼灸の治療を行う

結果は痛み、しびれ、感覚異常、動作異常、夜間覚醒といった主な症状5つを10段階に数値化し比較しました。

2週間後と4週間後の時点で、ほとんどの症状はどちらのグループも改善し特に差異はない、という結果になりました。
夜間覚醒はグループ2の患者はグループ1に比べ大幅な改善が見られました。
また、グループ2の患者はグループ1に比べ、遠位潜時(運動神経伝導速度)にも改善が見られました。

手根管症候群の患者には、ステロイド治療と鍼灸のどちらもが有効であるが、鍼灸の方が利点が多く副作用も少ない、と結論づけています。

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引用:アメリカ国立生物工学情報センター 学術文献検索サイト(NCBI) 2009年5月
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19590482

ほとんどの椎間板ヘルニアは腰痛と無関係

厚生労働省の調査によると、腰痛に苦しむ日本人は、実に人口の4人に1人に当たる2800万人と推定され、年々増加傾向にある。一方、街を歩けば、整形外科や整体に鍼灸院、書店では『○○で腰痛が治る』のような健康書が山ほど目につく。それでも腰痛患者が減らないのはなぜなのか?  腰痛改善のための世界初の小説を著した著者が、その謎と大いなる誤解を解く。短期連載、第1回は「椎間板ヘルニア」のお話です――。

■痛みの場所が、日によって違う? 

 むかしむかし、医学がまだ発達していなかったころのお話。

 「頭痛の原因は、なんだろう? 」

 「頭が痛い」のだから、きっと原因は「頭」にあるにちがいない──そう考えたある集落のお医者さんは、「頭が痛い人」の頭をていねいにしらべてみた。

 すると!  ──なんと「頭の痛い人」全員に「白髪」があることがわかった。

 「原因がわかったぞ!  頭痛の原因は白髪だ! 」

 さて、この話を聞いてどう思っただろうか?  「まあ、昔だったらあり得るね」と鼻で笑ったそこのあなた、この先を読んでも本当に笑えるだろうか? 

 ある国の整形外科医が「腰痛の原因は、なんだろう? 」と考えた。「腰が痛い」のだから、きっと原因は「腰」にあるに違いない。そこで、1980年台に普及したMRIという機器を使って、「腰が痛い人」の腰をていねいにしらべてみた。

 すると!  ──多くの人の腰の「椎間板」がすり減り、その一部分がうしろに飛びだしていた。そして大事な神経を圧迫しているように見えたのだ。

 「見つけた!  これが腰痛の原因だ! 」

 「椎間板ヘルニア」という名前を、誰もが一度は聞いたことがあるだろう。椎間板とは、背骨の骨と骨の間にあるクッションの役目をしている軟骨のこと。この軟骨の一部が脊髄神経を圧迫して、首や腰が痛くなると言われている。

 ──神経を圧迫? 

 いかにも痛そうな話。だが、中には少数ながら疑問に思う医師もいた。なぜなら、「椎間板ヘルニア」患者さんの経過を観察すると、どうやら痛みの程度は、日によって、時間によって変化しているようだ。痛みを訴える場所も、一定ではない。ヘルニアは、右や左に動いたりはしない。もちろん、出たり、引っ込んだりもするはずがない。どう考えてもへんだ……。
■「痛くない人」の76%がヘルニアだった

 それに、これは誰にでも経験があると思うが、神経が圧迫されたらどうなるのか?  たとえば、正座。たとえば、腕まくら。共通するのは、シビレ。そう、神経は圧迫されると「痛くなる」のではなく、「シビレ」るはず。疑問を持った医師はこんな実験を思いついた。

 「よし、腰が痛くない人の検査をしてみよう! 」

 そして、腰が痛くないボランティアを集め、MRI検査をした。すると……なんと76%の人に「椎間板ヘルニア」が見つかった!  「腰が痛くない人」の76%。しつこいようだがもう一度言っておく。「痛くない人」の76%にだ。

 ──これってどういうことなのだろう? 

 「椎間板ヘルニア」があっても「腰は痛くない」。ということは、「椎間板ヘルニア」と「腰痛」とは関係がない……ということではないだろうか? 

 実はこの研究、1995年に開かれた国際腰椎学会で“腰痛界のノーベル賞”とも評される「ボルボ賞」を受賞した権威あるものなのだ。その後も続々と研究は進み、今や「椎間板ヘルニアが腰痛の原因」とされるのは、全体の3%程度にしかすぎないということがわかっている。

■「椎間板ヘルニアが原因」は全体の3%程度

 ──えっ?  3%……!?  いやいや、私のまわりにもたくさんいますけど、「ヘルニア」で腰が痛いって言っている人。

 そう思う人も多いに違いない。うーん、これは非常に言いにくいのだけれど、整形外科医の中には、2017年の今でも「椎間板ヘルニア」が「腰痛」の原因だと信じている医師が存在するようだ。一般人の私たちでさえ、世界最新の科学的根拠が手に入るこの時代において、なぜそのような医師が存在するのか、私は不思議でしかたがない。「学校で習ったことが正しい」「昔から言われていることが正しい」という思考停止に陥っているからなのか、それとも朝から晩まで患者さんがひっきりなしで、新たな知識を勉強する時間や余裕がないからなのか。石頭、ならぬ、医師頭だからなのか。

 もしかしたら自分が信じていることが「頭痛の原因は白髪」と同じレベルであるとは想像さえしていないのかもしれない。なぜなら、古くて間違った知識を患者さんに説明し、本に書き、中にはテレビでしゃべる医師もいるのだから。患者さんがその医師の言葉を信じてしまうのは無理もない。そうして、本当の原因ではない「ヘルニア」を腰痛の原因だと思い込まされた患者さんが、今日もまた増え続けているというわけ。
 “センセイ”である医師から「椎間板ヘルニア」と診断された患者さんは、当然つねに腰に注意をむけ、四六時中腰のことを心配しながら生活することになる。すると、ますます「痛み」に敏感になり、負のスパイラルが永遠に繰り返されることになる。

 「顔色、悪いよ」

 人は、だれか3人からこう言われただけで、具合が悪くなるといわれている。これはノーシーボとよばれる「マイナスの暗示」効果だ。わかりやすくいえば、現代の「呪い」である。

■「腰が悪いという思い込みが、腰痛をつくる」

 日本の腰痛治療の現場では、患者さんだけではなく、医師も治療者も「呪い」にかかっていることが驚くほど多い。私も今から25年前、「椎間板ヘルニア」の「呪い」にかかっていた一人だ。私の「呪い」は強力で、3度の入院と手術をするほどだった。その後、鍼灸師になった私は、患者さんにこう説明する。

 「ほとんどの椎間板ヘルニアは腰痛とは関係がない」

 「腰が悪いという思い込みが、腰痛をつくる」

 「思い込み」を捨てられた患者さんは、その瞬間に「腰痛」から解放される。「腰痛」がなくなるというよりは、「腰痛」にまつわる不安と心配から解放されることで痛みが遠のくというとわかりやすいだろうか。

 子どもの頃に読んだお伽話。呪いにかかったお姫様を救ったのは、王子様のキスだった。「椎間板ヘルニア」の患者にとっての「王子様のキス」とは、科学的根拠といわれる「正しい知識」である。

 25年前、私にキスをしてくれる"王子様"はいなかった。だから、私は「腰痛」から解放されるまでに時間がかかってしまった。

■「呪い」を解く方法は確かに存在する

 でも、安心してほしい。まだまだ少数派ではあるけれど、ようやくこの国でも「王子様のキス」を施してくれる治療者は確実に増えつつある。

 「椎間板ヘルニア」の痛みに苦しんでいる人に真っ先に伝えたいこと。それは、1日でも早く自分が「呪われている」かもしれないという事実に気づくこと。その自覚がなければ、「呪い」を解こうとする発想自体が生まれないと思うから。

 そのことに気づくことさえできれば、あなたは腰痛から覚醒するための大きな一歩を踏み出せたといっても過言ではない。なぜなら、「呪い」を解く方法は確かに存在し、それは高額な治療費もかからず、リスクも伴わず、誰にでもすぐに始められるものだから。(つづく)

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伊藤かよこ(いとう・かよこ)
1967年大阪府出身。東京都在住。鍼灸師。会社員時代に「椎間板ヘルニアによる腰下肢痛」の診断を受け、その後2年にわたり3度の入院と手術を経験。2000年はり師・きゅう師免許取得後、神奈川県で鍼灸カウンセリング治療院を開業。腰痛をはじめさまざまな心身面での不調に悩む多くの患者さんと対話を重ねる。2016年11月、世界初の腰痛改善小説『人生を変える幸せの腰痛学校』を上梓。現在は心と身体に関する講演や勉強会などを中心に活動。
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鍼灸師 伊藤 かよこ イラストレーション=かとうゆめこ 撮影=椎名トモミ

引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170708-00022463-president-life

鍼灸の治療は睡眠時無呼吸症候群に対し、安全で経済的かつ予防的な効果があるという記述を見つけました。
当院の患者さんでも数名この症状で悩んでいらっしゃる方がおられますのでお話ししようと思います。

以下、http://healing-studio.com/sinkyuusyuinjimukokyusyoukougun.htmlから引用です。

海外ニュースの宮﨑です。

睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に自分が気付かないうちに呼吸が止まっている症状が出ることです。

日本では潜在患者数は実は300万人以上いるのではないかと推定されていますが、寝ている間の事ですから自分では気づくことが難しくなっています。

医学的には、10秒以上、気道の空気の流れが止まった状態が、1番で30回以上、もしくは1時間あたり5回以上あれば、睡眠時無呼吸症候群だと診断されることになっています。
睡眠時無呼吸症候群が起こる原因は、空気が通る上気道が物理的に狭くなっていること、もう1つは呼吸中枢に異常が起きて起こることだとされています。

特に肥満になると喉が首まわりの脂肪が厚くなるので気道が狭くなりがちですから、ダイエットをするなど対策が必要です。

またお酒を飲むといびきをかきやすくなって筋肉が緩くなりますから気道が狭まってしまい無呼吸になる可能性が高くなります。

睡眠時無呼吸症候群はひどくなると窒息してしまう危険性があり、命にかかわってきます。

そのため、自分が睡眠時無呼吸症候群かもしれないと疑ったら、早めの医療機関に受診することが必要です。

治療方法には様々なものがあり、寝ている間にエアチューブやマウスピースを付ける方法、さらに外科手術という方法もあります。

薬を使わないので薬の副作用を心配する必要はありません。

睡眠時に無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群は、覚醒時の活動に様々な影響を及ぼすこと、日常生活に様々なリスクが生じる可能性など、多くのリスクを伴う疾患として知られています。
この無呼吸症候群に鍼灸が効果的であるという研究をご紹介します。
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45名の睡眠時無呼吸症候群の患者をランダムに2つのグループに分けて研究を行いました。
グループ1:鍼灸の治療を受けるグループ
グループ2:対照グループ

グループ1の患者は耳への鍼灸の治療を受けましたが、治療後に症状の大きな改善が見られましたが、グループ2の患者は特に改善は見られませんでした。

このことから、研究者は耳への鍼灸の治療は睡眠時無呼吸症候群に対し、安全で経済的かつ予防的な効果がある、と結論づけています。

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引用:Pacific College 2014年11月20日
http://www.pacificcollege.edu/news/blog/2014/11/20/acupuncture-may-help-sleep-apnea

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