開院70年 直神傳澤田流® 松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

直神傳澤田流®(じきしんでん さわだりゅう)松浦鍼灸院の公式ブログです。

カテゴリ: ASPセラピー症例報告

モワット・ウイルソン症候群という難病をご存じでしょうか?
詳しくは難病情報センターのモワット・ウイルソン症候群のページをご覧いただきたい。
この病気は、難病指定の病気であり、鍼灸師が施術する事など稀な事だと思います。
私は偶然にもモワット・ウイルソン症候群の6歳男児の施術に携われ、ある程度の結果が伴っているので、鍼灸師でもこの病気に対して出来る事があるという事を報告したく思いブログを書く事にしました。


さて、患者の母親が鍼灸に期待した内容は以下の3っであります。
【主訴】
#1.体温調節(低体温)改善
#2.難治性便秘改善
#3.かんの虫の改善

【施術内容】
従来は、先代から教わった小児はり(いわゆる接触鍼)による施術+直神傳澤田流太極療法(豪鍼による単刺)を施してきた。
今回は、先代から教わった小児はり(いわゆる接触鍼)による施術+触診による腹部反応点へのASP鍼による置鍼

刺鍼部位は添付写真を参照
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【結果】
患者の母親の言葉をそのまま掲載させて頂きます。
「便を柔らかくする薬を朝晩飲んでますが、試しにASPをしてから飲ませず浣腸は毎日していました。
薬を飲まないと便がカチカチになってしまいますが薬を飲んだ時と同じ位か少し固め(困る硬さではない)で排便できました。夜寝つく前後は手足先が冷たくなってましたがホカホカ。お布団の中も温かいと思うほど温まってました。鍼を気にする事なく生活もできました!」
注)鍼とはASP鍼の事です。

【考察】
豪鍼とASP鍼による有意差は明らかな様でしたが・・・
私は、学士(鍼灸学)であり、難病の症例報告などという大それたことはした事がないので事実の列記のみとさせていただきました。考察を考えようにも、「自律神経が調整され、生体恒常性が・・・」ってありふれた何の根拠も無い様な事しか書けませんから・・・。
できれば、博士号を持たれた偉い先生方の研究により、名人芸ではなく、だれでも再現できる施術方法が確立されることを願います。ASP鍼を使ったのも持続時間を長くさせる為だけでなく、再現性を高める事が出来るのではないかという期待も含まれております。


報告日:令和元年11月10日
症例報告作成者:松浦哲也

この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:慢性腰痛
50代男性 
現病歴:金融関係の管理職で座れば座りっぱなし、営業に出れば立ちっぱなし・・・深夜までサービス残業(正確には残業代は含まれているらしい・・・?)で疲労困憊で腰が痛くなって来院。
飲酒歴:週にビール2本程度、仕事の接待がある時は相手に量を合わせる。
喫煙歴:10年以上前に卒煙
既往歴:なし
家族歴:特記事項なし
自覚症状:通常は長時間の着座姿勢で痛みが発生、通常時には安静時痛はない。本日は軽い動作時痛を感じた為に来院。
他覚所見:SLR(ー)、FNS(-)、ATR(+)、PTR(+)

【施術内容】
通常の鍼灸(LFEA併用)にて治療中に両足がつる、いわゆるこむら返りを起こして、治療を中断せざるを得ない状況になった。数分待つも一向に回復する見込みが無く・・・ふと、この患者は昨年、ASP鍼にて耳鍼療法をして疾病が治った事を思い出し、ASP同意申込書がある事を確認後、この患者の為に輸入していたASP鍼が残っていたので、両耳介部のCingulate Gyrus、Thalamus、の順でASP-Classicを咄嗟に刺鍼(左右2本づつ合計4本)する。左耳に刺鍼すると同時に左足のこむら返りが解消し、右耳に刺鍼すると同時に右足のこむら返りが解消した。
Cingulate Gyrusへ打った時の変化を確認せずにThalamusまで打ってしまったのでツボ毎の反応は確認できていない。(研究でない臨床の現場ならしょうがない・・・)
ついでに腰の痛みも取れた模様・・・
患者も施術者も共に驚いた症例となってしまった。

刺鍼部は添付写真を参照

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【結果】
腰痛に対する評価を一応表記しておくとVAS10→0
注意:ASP セラピーの施術報告では、施術の緊急性と効果の即効性を重視しているため、効果判定のVAS について最初の痛みを10として記載しています。


【考察】
過去にASP鍼による耳鍼療法を受けていても、ASPセラピーは治療の第一選択肢ではないので、通常の鍼灸治療が優先される。今回、患者さからも特に要望が無かったので通常の鍼灸治療にて治療していたが、突然のこむら返りによりASPセラピーの有効範囲の広さを再認識する事となった。又、腰痛に対する結果も伴ってしまった為、最初からASPセラピーをお願いすればよかったですね・・・と、苦笑いしながらご帰宅頂く事となった。



症例報告日:令和元年10月9日
症例報告作成者:松浦哲也

この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:慢性腰痛
30代男性 
現病歴:座位での仕事が多く、数十年程前より腰痛を自覚するようになった。痛みが慢性化してきたため、整形外科や整骨院、整体院で治療を受けたが改善せず、H28年12月14日に当院を受診し、2週間に1度の頻度で通常の鍼施術を3年弱続けている。直後効果は毎回VAS8→2という状況が続いていた。
(注意:ASP セラピーの施術報告では、施術の緊急性と効果の即効性を重視しているため、効果判定のVAS について最初の痛みを10として記載しています。)
もう少し、施術効果を上げたいと思い、1ヶ月以上前に、耳鍼施術(セイリン社製パイオネクス)を試行したところ効果を認められたが、アレルギー体質により翌日には施術部位かぶれてしまった。
そこで、
ASP-Needleをフランスから取り寄せ、特別にASP耳鍼療法をするという事で輸入の手続きをした。今回本人同意の元、通常の鍼施術の後、ASPセラピー(ASP耳鍼療法)を実施した。

飲酒歴:なし
喫煙歴:なし
既往歴:なし
家族歴:特記事項なし
自覚症状:動作時痛有(どの方向でも痛むが特に前屈した際の痛みが強い)、長時間の着座姿勢で痛みが発生、通常時に安静時痛はない。
他覚所見:SLR(ー)、FNS(-)、ATR(+)、PTR(+)、圧痛部位は通常の鍼治療により消失している。

【施術内容】
両耳介部のThalamus、Cingulate Gyrus付近にある低電気抵抗点をココロケーター(セイリン社製)にて探査し、ASP-Classicを刺鍼(左右2本づつ合計4本)

刺鍼部は添付写真を参照

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【結果】
施術直後、VAS8→2(通常鍼)→1 (ASPセラピー)
尚、患者の感想として「予想してたよりもASPの刺鍼が痛かったが、腰を動かしてみると、まるで関節に油を注いだように滑らかに痛みなく腰が動き驚きました。」とのこと。
1週間経過後、「(残っていたい腰の痛みは)毎日の生活の中で、少しずつ気にならなくなってきた。」とのこと。

【考察】
ASP鍼の利点は、テープなどを使用せず長期間置鍼療法ができる事が上げられる。今回の様にアレルギー体質でテープ類による鍼の固定が出来ない患者に対し、鍼灸院で受ける通常の鍼施術+ASPセラピーを実施することは、効果の付加ならびに持続という点で有効であると考えられる。

先行研究では75~82%のASPセラピー患者に疼痛改善効果がみられるとあるが、今回のケースでも直後効果の付加ならびに効果の持続がみられる結果となった。

今回は特に刺鍼部位を当て推量ではなく、低電気抵抗点を探査した上で決定したため、疼痛時に活動が亢進するとされる脳の視床下部へ、効果的な抑制刺激を加えることができたためではないかと考えられる。

症例報告日:令和元年9月22日
症例報告作成者:松浦哲也

この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:慢性腰痛寛解からの急性腰痛
20代男性 
現病歴:仕事中に重いものを持って急に腰が痛くなった。
もともと腰痛もちで、しかもアレルギー体質でセイリン社製のパイオネクスではかぶれてしまうと云う事で、ASP-Needleをフランスから取り寄せASP-Needleを使用する耳鍼療法をするという事で輸入した。輸入が成功したことを連絡して慢性の腰痛に施術して寛解後そのまま1ヶ月くらい経過していた折に今回の急性腰痛を発症する。(要するに今回2回目のASP-Needleによる施術)
特に医療機関は受診していない。
飲酒は週に一度位大量に摂取する
喫煙歴:20本/1日(二十歳を過ぎてから休むことなく)
既往歴:なし
家族歴:特記事項なし
所見:腰の中央、仙腸関節部圧痛、SLR(ー)、FNS(-)、ATR(+)、PTR(+)
自覚症状:動作時痛(前屈・後屈・左右回旋・左右側屈)、安静時痛は無い。

Thalamus、Cingulate Gyrusを目安とし両耳介部をココロケーター(セイリン社製)にて低電気抵抗点を探査し、ASP-Classicを刺鍼する。(左右2本づつ合計4本)

刺鍼部は添付写真を参照
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【結果】
施術直後、腰の痛み(運動時痛)はVAS法にて10→2 となった。
尚、患者の感想を言葉を発したまま掲載すると「すごい!これすごい!前回も凄かったけどこんな痛いぎっくり腰にも効くのか!すげー!」だそうです。

【考察】
先行研究では75~82%のASPセラピー患者に疼痛改善効果がみられるとあるが、今回のケースでも劇的な直後効果がみられる結果となった。これは刺鍼部位を当て推量ではなく、低電気抵抗点を探査した上で決定したため、疼痛時に活動が亢進するとされる脳の視床下部へ、効果的な抑制刺激を加えることができたためではないかと考えられる。

症例報告日:令和元年9月17日
症例報告作成者:松浦哲也




この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:重度の首肩こり
40代女性 
現病歴:首・肩こりが酷く悩んでいた。
アレルギー体質でセイリン社製のパイオネクスではかぶれてしまうし、日本の普通の鍼で苦痛部位を施術しても金属アレルギーの為赤くなってしまうと云う事で、ASP-Titaniumu-Needleをフランスから取り寄せASP-Titaniumu-Needleを使用する耳鍼療法をする事に。輸入が成功したので本人に連絡して来院して施術を受けてもらう。
特に医療機関は受診していない。
飲酒好まない。
喫煙歴過なし。
既往歴:ステンレスアレルギー
家族歴:特記事項なし
所見:後頚部と両肩に強い凝りを認める
自覚症状:首肩こり

肩・首の凝りに対してはThalamus、Cingulate Gyrusを目安とし両耳介部をココロケーター(セイリン社製)にて低電気抵抗点を探査し、ASP-Titaniumuを刺鍼する。(左右2本づつ合計4本)

刺鍼部は添付写真を参照
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【結果】
施術直後、首・肩の凝りはNRS法にて10→0 となった。
尚、患者の感想を言葉を発したまま掲載すると「凝り固まってた肩が、直ぐに柔らかくなった!!」だそです。

【考察】
先行研究では75~82%のASPセラピー患者に疼痛改善効果がみられるとあるが、今回のケースでも劇的な直後効果がみられる結果となった。これは刺鍼部位を当て推量ではなく、低電気抵抗点を探査した上で決定したため、疼痛時に活動が亢進するとされる脳の視床下部へ、効果的な抑制刺激を加えることができたためではないかと考えられる。

症例報告日:令和元年9月9日
症例報告作成者:松浦哲也




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