20年近く前、私が鍼灸師の免許を取って、祖父の下で修業していたころ、自分の技術を持たないと患者さんに認めてもらえないと思って、顔面神経麻痺の患者さんの治療を工夫して顔面の筋肉の疲労を取ってほうれい線や目のむくみを取る治療を女性相手に工夫しながらやったんですよね。
要するに今でいう美容鍼灸です。
別に祖父の技術だけをゆっくり学べばよかったんですけど、あの頃はとにかく、祖父の土俵では認められないから、違う土俵でもいいから認められたくて焦っていたんでしょうね。
まあ、お陰で美容鍼灸も、それなりに歴史のある技術者だと自負しておりますが・・・。
歴史があろうがなかろうが、すべては鍼の技術が全てなんですけどね。

私が大動脈解離から復活?してから興味を持った心身医学。
病後は心身医学と(澤田流)鍼灸を上手組み合わせながら鍼灸治療をしておりましたが、それを業界では”心療鍼灸”と呼ぶみたいです。
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精神科のお薬は問題の先送り・・・って僕は経験上思ってます。
もちろん、薬は大切ですよ。
薬を飲まないと死んでしまう様な状態の患者さんも事実いますからね。
それが必要な時は、とても大切な時間なのですが、いつまでもその時間を続けるわけにはいかない。
いつかはその時間を乗り越えて前に進まなければならない時が来るのですから・・・
その、いつかの時に心療鍼灸も有効かと思います。
ぜひ、お近くの鍼灸院の門を叩いてみてください。

持論ですけど、西洋医学は統計(科)学がベース、東洋医学は哲学がベース。
鍼灸は東洋医学の一部。
心の問題は科学的な解決方法より、哲学的な解決方法の方が合っているのではないでしょうか?
西洋医学と東洋医学、ベースの物差しが最初から違うのに、鍼灸の効果効能などを科学ベースの統計学で効果判定して効く効かないって言っているから可笑しなことになってるんじゃないですか?
なんとなく気持ちいい位が東洋医学にはちょうど良いんですよって思ってます。