整体やリラクセーションマッサージ、カイロプラクティックなどの施術中のけがの被害が、約7年半で1483件報告されていることが、消費者庁のまとめでわかった。同庁は「異常を感じたらすぐに伝えるか、早く医師に相談して」などと呼びかけている。
法的資格が必要な「あん摩マッサージ指圧」や「柔道整復」をのぞき、法的資格が必要ない施術について、各地の消費生活センターなどに2009年~今年3月に寄せられた情報を集計した。
施術別では、整体が467件(31%)で最も多く、リラクセーションマッサージが251件(17%)、カイロプラクティックが221件(15%)だった。症状別では、「神経・脊髄(せきずい)の損傷」が290件(20%)、「擦過傷・挫傷・打撲傷」が229件(15%)、骨折が122件(8%)。カイロプラクティックの施術を受けた30代女性が「尺骨神経まひ」と診断されて手術を受けたケースや、「整体で頭をつかまれて引っ張られ、激痛や手のしびれが生じた」などの事例もあった。(末崎毅)
引用元:朝日新聞DIGITAL 2017年5月26日
セラピストの方は、独自の勉強をされていて、やりがいがあって、人に感謝される仕事で、お給料も普通のパートより良いらしいですけど、せめてなにかひとつでも国家資格を取ってから身体に触った方がもっと良い仕事が出来ると思います。法制度の問題もありますが、癒しやリラグゼーションだと言っていていても身体に触る訳ですからね。