開院70年 直神傳澤田流® 松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

直神傳澤田流®(じきしんでん さわだりゅう)松浦鍼灸院の公式ブログです。

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この道や 行くひとなしに 秋の暮れ

先日、毎日往診に伺っていた患家より鍼灸師としてできる最後の治療をして帰ってきました。
帰りの車の中から涙が止まらなかった・・・。

患者さんの家族はある日を境に私の事を鍼医者と呼んでくれたが、患者さんは心の中でどう呼んでくれていたのだろうかな?
そういえば先代は多くの患者さんから鍼医者と呼ばれていたっけな。
主治医が鍼灸を認めてくれたから、私も最後まで関わることができ、自宅で自然に死を迎えるという事のお手伝いが出来た事、本当に感謝です。
残り少ない気を使って、最後に手を握り返してくれたのが何より嬉しかった。
昔、カバンを持って往診について行って何度も見てきた風景だけど、西洋、東洋関係なく、患者さんにとって良い部分を補い合えば、とても良い死を迎えられるという事を再確認できた。
この1ヶ月鍼医者と呼ばれても恥ずかしくない、鍼医者と呼ばれるならできて当たり前の仕事がちゃんとでき、少しでも先代たちの残した志に近づけたのではないかと自分で認めようと思う。

唯一後悔する事は、この1ヶ月間の施術を誰一人に見せて伝えられなかった事かな・・・。
伝承医学である鍼灸医学は机上の学問ではなく、一緒に仕事をして傳えてゆくものだからね。
明治政府が望んだように、このまま自然に消えてゆくのかもしれないな。
鍼灸にこそ死脈がでているのかもしれない。

本日、患家より訃報の知らせがあった為、この1ヶ月を思い起こして日記に残しておこうと思った次第です。


~追記~
もう鍼医者と呼ばれる仕事はしたくないな。
誰かの死を目にするのはやっぱり悲しい。
医師や看護師はすごい仕事をしているなと心より思う。


注)鍼医者という表現は資格や地位の話ではないです。


今年は猛暑を通り越して酷暑と云われておりますが、皆様は夏バテなどせずお元気にお過ごしでしょうか?
私は病後お灸を始めて3年以上経ちました。
3年も続けておりますと胃腸が本当に丈夫になり、夏バテもせず、更にはクーラーの風に当たりましても、冷えて裂けた血管に痛みを感じる事も少なくなりました。
今年の夏は酷暑でクーラー環境に居られる事も多いかと思います。
夏のクーラー病対策に湧泉という足の裏のツボにお灸が効果的だと臨床上実感しております。
クーラーが苦手という方は、鍼治療の際にツボの位置を取り、簡単灸の指導も致しますので、体質改善目的に自宅灸を始めてみてはいかがでしょうか!
暑さ厳しき折柄、ご自愛のほどお祈り申し上げます。
平成30年 盛夏


20年位納戸で塩漬けにされた梅を天日で干して梅干しにしてみました。
梅干しって健康食品の元祖だと思っています。
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やっぱり”気”が多いね♪


先代が残してくれた物理的(手に触れることのできる)遺産の一つにタカラベルモント社の油圧式ベッドが2っありました。

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祖父が開業してしばらくしてから、高度成長期に購入したベッドらしく、当時としては自動車と変わらぬ高級品だったと聞いておりました。
近年、ベッドを昇降する際に異音と油漏れを度々起こすようになり、修理も限界という事でタカラベルモント社の電動昇降ベッドに買い替えることにしました。
2月に注文していたんですが、ベッド幅の広いサイズは直ぐに納品する事が出来ないという事で昨日まで待っていました。
私が幼少の頃から治療室にあったこのタカラベルモント社の油圧ベッド。
沢山の患者さんを治療してきたんですね。
本当は直して使い続けたかったのだけれど・・・。
一つ一つ先代が使っていたモノが無くなっていくのがとてもさみしく感じております。
長い間本当にありがとうございました。

運び出すときに解体していた写真を撮らせていただいたんですが、この時代のモノは本当に頑丈に、そして丁寧に作られていました。
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修理に来てくれた営業の方も、劣化したゴム部品さえあれば、まだまだ現役で使えると言っていましたからね。
昭和時代ののモノづくり日本はすごかったんだと実感しました。

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ベッドを撤去した治療スペース。
結構広いことに我ながらびっくり。
ベッドが大きめのサイズだったので狭く感じていただけですね。

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新しいベッドを搬入して頂いて、ベッドの入れ替えが終了しました。
これからよろしくお願い致します(^^)/
新しいベッドは寝心地良いですよ~♪

辛い症状があるのに病院でしっかり検査しても原因不明でお医者様に相手にして貰えない。
病院ではする事が無いから他に行けと言われるという方が結構いらっしゃるようですね。
家内もそうでしたが・・・。
当院にご紹介で来られる多くの患者さんのは、病院で原因不明と言われて色々な施術を試されてから、最後に鍼はどうですか?と来られる事が多いです。
当院でとりあえずできる事(鍼と灸しかできませんが・・・)をやってみると、原因不明でも症状が軽くなることが結構あります。
西洋医学的に病名が付かなくても、東洋医学的に〇〇証と診断できる事が多いんですよね。
東洋医学的な診断なんてだーれも信じない。
宗教みたいですねって言われることもww
まあ、結果が良かったら僕も患者さんも嬉しいんですよ!
西洋医学だろうが東洋医学だろうが、身体がいい方向(快方)に向かう事が目的なんだから!
ただね、いくら偉い西洋医学のお医者様でも(若い未来のある)患者さんの希望を打ち消す様な物の言い方は辞めた方がイイと思うんですよ。
昔のお医者様みたいに”希望が持てるウソ”は付けないんでしょうか?
言えないのは訴訟があるからですかね・・・?
治らないまでも、症状が軽くなって維持できる方法として鍼灸治療の提案とかはできないのでしょうか?
そもそも服薬治療でも根本的には治している事は少ないんじゃないか?

最近、若い患者さんが頼ってきてくれた時に感じた事を書きました。

完全に愚痴ですね・・・。

PS:はるばる県外から温泉に宿泊しながら治療に来られる方でも結果が出ない時もあります。結果が出なかったからと云って訴えられる事は今の処無いですが。もし、一回でも訴えられたら大病院のお医者様みたいに自己防衛を働かせた対応になってしまうのでしょうか・・・。なんだか悲しい世の中ですね・・・。

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