開院70年 直神傳澤田流® 松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

直神傳澤田流®(じきしんでん さわだりゅう)松浦鍼灸院の公式ブログです。

タグ:鍼灸コンパスコラム

はり・きゅうと免疫のお話(鍼灸治療は万能な予防接種?)のコラムで、健康を取り戻すことが出来たのは・・・・、質の良い後天の気を補う(別で書きます)事ができたからかな!?って書いておいて、なかなかその別のコラムが書けなくて・・・。

”気”の話なんて、ググれば偉い学者先生の書いた分かり易いお話がたくさん出てきますので書かなくてもいいんじゃね?って正直思っていましたが、続きを楽しみにしていてくれる患者さんに「続きまだ?楽しみにしとるに!」って期待されていたので続きを書いてみようかと。

ここでの内容は「大動脈解離で死にかけたおっさんが、実体験を基に”気”というテーマで書いた妄想コラム」程度の内容ですので、あまり期待しないで読んでくださいね。

 

私は”気”とは”生命エネルギー”だと思っています。

”気”を”生命エネルギー”という風に置き換えて読んでもらっても良いかと思います。


さて、われわれ人間には”先天の気”と”後天の気”と呼ばれる2種類の気が巡っています。

この説明こそ偉い先生が説明してくれているので省略してもいい気もしますけど・・・

”先天の気”とはお母さんから生まれた時に有している母から分け与えられた気(これに関して、妊娠中にするといい事あるので別コラムで書きますね。)で、腎に蓄えられていて、生まれた時から消費されていく気と云われています。腎気や神気とも云われていて、この気が完全に枯れた時が活動停止(死)だと考えられていますね。この腎気の器は生まれた時には決まっているので大きくなったり小さくなったりすることはないと云われています。

”後天の気”とは生まれた後に取り入れて使う事のできる気で、脾と関係が深いと云われていて日々の暮らしの中から補充できると考えられています。ここでいう脾とは西洋医学でいう消化器系と思ってもらえれば分かり易いですね!つまり、”後天の気”は毎日の食事で補っていけるという事ですね。”後天の気”を貯める器は日々変化していて、同じ人でも大量に貯められる時と、ぜんぜん貯められない時があります。そう、”後天の気”の器の大きさは体調によって変化するんです!(器の大きさのお話をググっても書いてないと学生さんに指摘されたのですで・・・これも私の妄想かもしれません。)

この二つの気は生活習慣やストレス等でどんどん減っていきます。そして、足りなくなると病気になって最期は死ぬのです。人の死ぬ前の目を見たことある人ならわかると思いますけどね。気が消える瞬間。あれです。まあ、普通に暮らしていてもどちらの気もだんだん減っていくのですが、極端な話、先天の気を極力減らさない様に養生して、後天の気を必要な量補給しながらノンストレスで活動していたら長生き出来るんでしょうけどね・・・。

ここまではネットで調べれば大概書いてある話の内容ですよね。

私も学生時代に2ちゃんねるで勉強しました。

ここからが妄想の始まりです。

さて、人はその2種類の気を混ぜて”元気””やる気””イワキ”など”気”の付く活動をしていると私は考えました。嫌な仕事をするときや、気の合わない仲間と過ごすと”気”を使いますね!?しかも大量に使うから直ぐに”元気”が無くなり、家に帰って休み(気の補充をし)たいと思いませんか?。更にどんどん”気”を使いすぎると、”後天の気”の器も小さくなり、食事をしても貯められる”後天の気”が少なくなってきますよね。そうなると”やる気”すら作れなくなって家から一歩も出なくなる。悪循環の始まりですね。これが悪い方悪い方へ転がっていけば”鬱”ですよね。東洋医学でいう気が足りなり状態「気虚」だと思ってます。

(余談ですけど、飲み会などで”元気”になる人がいるのは、気を使って”元気”を分け与えている人がいるからだと思いますよ。もしかしたら店員さんかもしれませんが・・・、大概は嫌々連れまわされる部下じゃないかな?そりゃ、今時の若者は飲みにケーション断りますよ。”気疲れ”しますからね。)

逆に楽しい仕事?遊び?や気の合う仲間と過ごすとなぜか”元気”になりませんか?それ、食事以外にも後天の気の補充が出来るからなんですよね。

これは入院中に、仲間がお見舞いに来てくれると”元気”になると何度も感じました。見舞いに来てくれた仲間はきっと”気”をたくさん消費してくれたんだと思いますけど・・・。本当ありがたかった。

猪木さんが「元気があれば何でもできるー!ダァー!」って言ってたじゃないですか!あれ、本当だと思ってます。ただ、”元気”を作る事が現代人はなかなかできない。

それこそ、病気をした人は後天の気も少量しか補給できないし、先天の気すら底を尽きかけている状態の人が多くいる。俺もその一人だったからよくわかる・・・。

”元気”が無いから私は病気なんだと考え、ベッド上で、どうやったら元気になれるか!”元気”の事だけを真剣に考え、考え、考え抜いて、自分で試して、実践して元気になっていったのです。


続きは気のお話②に続きます・・・続くかな?


当院に心療鍼灸で来院してらっしゃる患者さんなら聞いた事ある話ですよ。

昨夜、ふと祖父と一緒に治療していた時の会話を思い出しました。
祖父がよく話ていた鍼灸師に向いている人の条件はこの3っでした。
①若い頃から身近に鍼灸を感じていた人(何が鍼灸で治せるのか?治せないのか!?病気・患者さんの持っている雰囲気を肌で感じて覚えている事。経験データベースの構築)
②指先が柔らかい人(指先の感覚)
③手が温かい人(施術に適した手の温度と気の問題)

私に対しての祖父が言っていた事を思い出してみるとこんな感じでした。
①に対して、常に治療室に来て治療を手伝いなさい!
②に対しては、大学へ入ったらギターやベースを弾くな!マッサージ師の免許も柔整師の免許も指先が硬くなるから取らせない!
③に対しては・・・これは体質ですから何も言われませんでした。
(もし、手が冷たかったら他の道を歩んでいけたかもしれませんね。)
小さな頃はおじいちゃん、おばあちゃん子でしたので、保育園や学校から帰ってくれば待合室でおやつを貰って、患者さんたちとおしゃべりして、自分も治療して貰う、というのが日課だったので、鍼灸を身近に感じてました。
鍼灸師になる為に大学に入ってから休みの度に治療を手伝えば、学校では知る事の出来ない知的好奇心を満たし、更に技術も上達してゆく!楽しくて嬉しくて、とても充実した毎日だったのを覚えています。
ただ、それと引き換えにギターとベース辞めろ言われたのと、多くの大学の同期が吹田の専門学校へ柔道整復師の免許を取りに行ったのに、自分は取らせて貰えなかった事がとても悲しかった記憶が・・・。
「そもそも澤田先生は柔整鍼灸師だったじゃないか!」って喰ってかかった事もありましたけどね(笑)お恥ずかしい。
20代はすべて祖父の思い描いた線路の上を走っただけな様な気もしますが、思い出せば鍼灸を学ぶ者としてはとても恵まれた環境で育ったと思います。本当に感謝しております。

これから鍼灸師を目指すは若い人は、学校の先生にお願いしてなるべく多くの施設で見修をしておくといいと思います!
上手な先生の臨床技術を”だた見てるだけ”でも違いますから!
現在は個人情報保護法の関係で普通の鍼灸院で見せてもらうのは難しいのでしょうけど・・・。
叩き続ければ開く門があるかもしれませんからね! 頑張って下さい!

PS:本当はもう少し言われたんですけど、今の時代には適さない事もあるので書くことは控えました。あと、免許の取れる程度の学力や勉強が好きとか、コミュニケーション能力に長けているなど社会人として当たり前の事は省かせてもらってます。

松浦鍼灸院 松浦哲也(鍼灸学士・明治鍼灸大学)

Wikipedia灸頭鍼

「言葉で説明するより画像を見せて下さい」と患者さんからのご要望を頂きましたので灸頭鍼の風景を載せておきますね。
DSC00093
「具体的に何に効くのか?」よく質問されますけど、患者さんの症状に合わせて使い分けますので、これに効くと断言できませんが、ご婦人に多い冷え性をはじめ、基本的に冷えが原因の症状全般に効果的ですね。

「冷えは万病の元」と云われています。灸頭鍼ではお灸の熱がツボに刺さった鍼を通じて身体を芯から温め、冷えの改善、血流改善、内臓の活性化、代謝や白血球の増加による免疫力アップ等が期待できると云われています。

Wikipediaによると「いかにも効きそうなため、これを看板にしている鍼灸師はかなりいる。」と書かれていますが、これを看板にして食べていけるのか疑問ですね。データがまだないとい事は調べてみたら本当ですね。だれか研究する学者先生いないですかね!?最期に、我々施術者の健康まで心配してくれているようですが、今の建築基準で建てられた鍼灸院なら換気扇がしっかりしていて室温を下げずに艾の煙を外に出せるからそれほど心配はないと思います。そもそも艾の煙でガンになる事を心配する者は鍼灸師の道を選んでいないので要らんお世話だと私は個人的に思っています。

それにしてもWikipediaのこのページの編集者さんはなかなかユニークな文章を書きますねー。
灸頭鍼のイメージが正しく世界に発信されていないのは悲しい。

Wikipedia灸頭鍼

 一昔前に任天堂のゲームやテレビなどで話題になってご存知だと思いますが、脳細胞は年齢に関係なく発達を続けると言われています。要するに脳を使えば使うほど発達するのです。ネットでは「脳トレで遊んでいればボケないのです!」って口コミされていましたね。ゲームが爆発的な人気になったのも納得できますよね。老化と共に身体の細胞は衰えていくのに・・・人体とは本当に不思議ですね。

 さて、もう一つ、人体の中で鍛えていれば、身体の老化とは無縁で、生きている限り決して衰えることのない免疫力と云われているものがあります。この免疫力を高める(訓練する)のに鍼灸治療は最適だと云われています。ちょっと想像してみてください。免疫力は自国の防衛力、免疫に関わる細胞(以下、免疫細胞)は自衛官だと。素人同然だった自衛官も訓練を重ねるうちに技術が上達して兵力の質が上がります。個々の自衛官の能力が上がれば自然と防衛力が上がりますよね。人体に戻ると、鍼や灸で身体中に小さな傷が刺激を与えて免疫細胞を働かせるという訓練を重ねると、免疫細胞の質が上がります。個々の免疫細胞の能力の質が上がれば自然と身体全体の免疫力が上がりますよね!!

 インフルエンザ予防接種はインフルエンザウイルスの感染のみに対応する免疫力を高める訓練ですが、鍼灸は人体への様々な外敵から身を守る為の万能な免疫力を高める訓練ができるのだと考えられます。即ち鍼灸は“万能な予防接種ではないか!?”と、私は考えております。また、喘息やリウマチ、アトピーなどの自己免疫疾患(アレルギー)が鍼灸治療で寛解するのも、自己の正常な細胞に対して内乱を起こしている免疫細胞を粛清(しゅくせい:不正者・反対者などを厳しく取り締まる事)すると考えれば、免疫細胞の訓練という概念で説明できます。(アレルギーはTh1細胞とTh2細胞のバランスがどーのこーのだから・・・と云う難しい話を知っている人はぜひ鍼灸も研究してください!)

 要するに鍼灸治療を定期的に受けることによって、免疫細胞が訓練され、免疫細胞の質が上がって、免疫力が高くなった状態、即ち“自己の持つ自然治癒力が最大限に高められ体質が改善された状態”を維持できると思っていただければ良いと考えています。

 年齢と共に身体は衰えても、脳と免疫力を鍛えて、ボケずに、自己の持つ自然治癒力を最大限に高めた状態で生活すれば、“ぴんぴんころり”又は“ぽっくり”と最期を迎えることができると思いませんか?

 私は、ICUに入院していた時に「家族に迷惑を掛けて生き続けるのは嫌だな・・・。みっともない姿を見せたくなかったな・・・。自分の足で歩いて、自分の事は自分でできる状態でぽっくり死にたかったな。」と思いながらベッドに寝ていました。今、病気をした事を忘れるくらい健康を取り戻す事ができた理由は、お医者様たち西洋医学の力と家族の助けは勿論の事ですが、脳トレと鍼灸治療を定期的にして、ボケずに、免疫力を上げ、質の良い後天の気を補う(別で書きます)事が出来たからかな!?と思っています。これからもボケないよう、高い免疫力を維持できるよう、毎日脳トレと足三里(※)のお灸、定期的な鍼治療を続けて行こうと思います。

 定期的な鍼灸治療が未病治=予防鍼灸に繋がる理由を、自分の経験談を基に、患者さんに分かり易く伝えたく、はり・きゅうと免疫の話をコラムに書き起こした次第です。
このコラムを書きながら“毎月鍼灸をしていると、ボケずに、ぽっくり逝ける”と先代院長(祖父)や祖母が治療中に患者さんと笑いながら鍼をしていたのを思い出しました。

注)脳細胞が老化しないとう話はニュースで読んだ程度で、論文等で確認はしていませんが、脳細胞は老化しないという前提でコラムを書かせていただきました。又、このコラムは大学等で検証された内容は多分一切含んでないと思われます。著者の個人的見解を当院の患者さん向けに分かり易く纏めたものです。

※松尾芭蕉の「おくのほそ道」に 「ももひきの破れをつづり、傘の緒つけかへて、三里に灸すうるより、松島の月まづ心にかかりて……」 というところがあり、三里に灸のあとがない者とは旅をするなともいわれていた。 これは足の三里に関わる有名な言い伝え。

松浦鍼灸院 松浦哲也(鍼灸学士・明治鍼灸大学)

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