開院70年 直神傳澤田流® 松浦鍼灸院

鍼灸で身体の不調を治すだけではなく、不調が出ない身体をつくる お手伝いをする。 当院は“未病治”を目標に鍼灸院を運営しております。

直神傳澤田流®(じきしんでん さわだりゅう)松浦鍼灸院の公式ブログです。

タグ:ASP美容耳鍼療法

この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:20年以上続く左の首(人迎~水突~気舎付近)の違和感、肩こり
40代後半女性 
現病歴:20年以上前から左の首の前側の違和感がある。それに伴い肩こりが酷い。病院で検査の結果、左頸動脈の血流が悪いと指摘されるが、特に異常が無いという事で経過観察が20年程続く。その間、接骨院や整体院などに通っていた。NHKの番組を見ていて、耳に鍼をするだけで効果がある鍼治療がある事を知り、ネットで調べ、怖いけど最終手段として鍼しかないと思い数ヶ月前に当院へ来院する。その際、マグレインSによるThe Japanse Style BFAの施術を試し多少の効果を実感したが、皮膚がかぶれる為継続した施術不可能。相談の上、ASP鍼を輸入して施術を行う事として、鍼が届いたので本日ASP鍼による施術を施した。
飲酒歴:なし
喫煙歴:なし
既往歴:なし
家族歴:特記事項なし
自覚症状:20年以上続く左の首(人迎~水突~気舎付近)の違和感、肩こり

【施術内容】
既に病院にて精密検査を受けているので詳細な鑑別は省略する。耳を触った感じから、源流ではなく、松浦流Battlefield Acupunctureにて対応すると判断。先ず、左の耳のみへ手順通りに施術する。
詳細な手順は拙著「写真で学ぶ戦場鍼治療第二版」にてご確認ください。

刺鍼部は添付写真を参照
20200219T.K.L

【結果】
左の首(人迎~水突~気舎付近)の違和感、肩こりNRS10→0
右耳への施術はしていないも関わらず左頚の違和感が消失すると同時に左右の肩こりも消失しました。
20年以上悩んだ症状が消失した事でとても嬉しそうでした。
来週から体の体質改善(本治)を目的に全身的な鍼灸も併用して問題解決へ一緒に歩んで行きましょうと話をして本日の施術を終了しました。

注意:ASP セラピーの施術報告では、施術の緊急性と効果の即効性を重視しているため、効果判定のVNRSについて最初の苦痛を10として記載しています。


【考察】
先行研究では75~82%のASPセラピー患者に疼痛改善効果がみられるとあるが、今回のケースでも直後効果の付加ならびに効果の持続がみられる結果となった。

今回は特に刺鍼部位を当て推量ではなく、低電気抵抗点を探査した上で決定したため、疼痛時に活動が亢進するとされる脳の視床下部へ、効果的な抑制刺激を加えることができたためではないかと考えられる。

左耳のみ施術で左右の肩こりの症状が消失した事は私の学力では理由を推測できない。

症例報告日:令和2年2月21日
症例報告作成者:松浦哲也

この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:めまい、首肩こり、胃痛、吐き気
30代女性 
現病歴:仕事で目と首肩がとても疲れる。4年前より胃痛と吐き気、1年半前よりめまい。複数の病院で診察を受けるが明確な答えが返ってこず、慢性胃炎とめまい症と診断され投薬治療。接骨院や整体院などを転々として、いよいよ最終手段として鍼しかないと思い数ヶ月前に当院へ来院する。その際、マグレインSによる施術を試したが、皮膚がかぶれる為継続した施術不可能。相談の上、ASP鍼を輸入して施術を行う。
飲酒歴:なし
喫煙歴:なし
既往歴:なし
家族歴:特記事項なし
自覚症状:首肩のこり、めまい、首肩こり、胃痛、吐き気

【施術内容】
既に複数の病院にて精密検査を受けているので詳細な鑑別は省略する。めまい、胃痛、吐き気も含め源流Battlefield Acupuncture(Cingulata Gyrus,Thalamus,Omega2,Point Zero,Shen Men)にて対応可能と判断。(Point Zeroが胃点の付近であり、迷走神経支配領域である為)
尚、患者は女性の為、抜けにくさを考慮してOmega2に関しては下方向から挿入している。
刺鍼部は添付写真を参照
20200128MT-R
20200128MT-L



【結果】
首肩こりに対する評価を一応表記しておくとNRS10→0
注意:ASP セラピーの施術報告では、施術の緊急性と効果の即効性を重視しているため、効果判定のVNRSについて最初の苦痛を10として記載しています。


【考察】
先行研究では75~82%のASPセラピー患者に疼痛改善効果がみられるとあるが、今回のケースでも直後効果の付加ならびに効果の持続がみられる結果となった。

今回は特に刺鍼部位を当て推量ではなく、低電気抵抗点を探査した上で決定したため、疼痛時に活動が亢進するとされる脳の視床下部へ、効果的な抑制刺激を加えることができたためではないかと考えられる。

尚、めまい、胃痛、吐き気に関しては直後効果は判定不可能な為、次回来院時に判定する。効果が少ないと判断した場合は、松浦流Battlefield Acupuncture Ver.2にて対応をする予定。

症例報告日:令和2年1月28日
症例報告作成者:松浦哲也


Battlefield Acupuncture (Colonel Niemtzow Ver.) Basic Operation Procedure
バトルフィールド鍼灸(ニムゾフ大佐考案)基本操作手順は、拙著、「写真で学ぶ戦場鍼治療」で説明ささせて頂いております。




日本ASPセラピー普及協会(JATA)会員は会員専用ページ(プライベートページ)にて解説しておりますのでIDとパスワードを入力の上ご確認ください。

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モワット・ウイルソン症候群という難病をご存じでしょうか?
詳しくは難病情報センターのモワット・ウイルソン症候群のページをご覧いただきたい。
この病気は、難病指定の病気であり、鍼灸師が施術する事など稀な事だと思います。
私は偶然にもモワット・ウイルソン症候群の6歳男児の施術に携われ、ある程度の結果が伴っているので、鍼灸師でもこの病気に対して出来る事があるという事を報告したく思いブログを書く事にしました。


さて、患者の母親が鍼灸に期待した内容は以下の3っであります。
【主訴】
#1.体温調節(低体温)改善
#2.難治性便秘改善
#3.かんの虫の改善

【施術内容】
従来は、先代から教わった小児はり(いわゆる接触鍼)による施術+直神傳澤田流太極療法(豪鍼による単刺)を施してきた。
今回は、先代から教わった小児はり(いわゆる接触鍼)による施術+触診による腹部反応点へのASP鍼による置鍼

刺鍼部位は添付写真を参照
to-ya1
to-ya2

【結果】
患者の母親の言葉をそのまま掲載させて頂きます。
「便を柔らかくする薬を朝晩飲んでますが、試しにASPをしてから飲ませず浣腸は毎日していました。
薬を飲まないと便がカチカチになってしまいますが薬を飲んだ時と同じ位か少し固め(困る硬さではない)で排便できました。夜寝つく前後は手足先が冷たくなってましたがホカホカ。お布団の中も温かいと思うほど温まってました。鍼を気にする事なく生活もできました!」
注)鍼とはASP鍼の事です。

【考察】
豪鍼とASP鍼による有意差は明らかな様でしたが・・・
私は、学士(鍼灸学)であり、難病の症例報告などという大それたことはした事がないので事実の列記のみとさせていただきました。考察を考えようにも、「自律神経が調整され、生体恒常性が・・・」ってありふれた何の根拠も無い様な事しか書けませんから・・・。
できれば、博士号を持たれた偉い先生方の研究により、名人芸ではなく、だれでも再現できる施術方法が確立されることを願います。ASP鍼を使ったのも持続時間を長くさせる為だけでなく、再現性を高める事が出来るのではないかという期待も含まれております。


報告日:令和元年11月10日
症例報告作成者:松浦哲也

この症例報告は本人の了承を得て記述及び掲載しております。
又、直後効果を具体的に共有するために、患者さんの言葉をそのまま記述しておる症例報告もあります事ご了承ください。

主訴:慢性腰痛
50代男性 
現病歴:金融関係の管理職で座れば座りっぱなし、営業に出れば立ちっぱなし・・・深夜までサービス残業(正確には残業代は含まれているらしい・・・?)で疲労困憊で腰が痛くなって来院。
飲酒歴:週にビール2本程度、仕事の接待がある時は相手に量を合わせる。
喫煙歴:10年以上前に卒煙
既往歴:なし
家族歴:特記事項なし
自覚症状:通常は長時間の着座姿勢で痛みが発生、通常時には安静時痛はない。本日は軽い動作時痛を感じた為に来院。
他覚所見:SLR(ー)、FNS(-)、ATR(+)、PTR(+)

【施術内容】
通常の鍼灸(LFEA併用)にて治療中に両足がつる、いわゆるこむら返りを起こして、治療を中断せざるを得ない状況になった。数分待つも一向に回復する見込みが無く・・・ふと、この患者は昨年、ASP鍼にて耳鍼療法をして疾病が治った事を思い出し、ASP同意申込書がある事を確認後、この患者の為に輸入していたASP鍼が残っていたので、両耳介部のCingulate Gyrus、Thalamus、の順でASP-Classicを咄嗟に刺鍼(左右2本づつ合計4本)する。左耳に刺鍼すると同時に左足のこむら返りが解消し、右耳に刺鍼すると同時に右足のこむら返りが解消した。
Cingulate Gyrusへ打った時の変化を確認せずにThalamusまで打ってしまったのでツボ毎の反応は確認できていない。(研究でない臨床の現場ならしょうがない・・・)
ついでに腰の痛みも取れた模様・・・
患者も施術者も共に驚いた症例となってしまった。

刺鍼部は添付写真を参照

S__31244293
S__31244291

【結果】
腰痛に対する評価を一応表記しておくとVAS10→0
注意:ASP セラピーの施術報告では、施術の緊急性と効果の即効性を重視しているため、効果判定のVAS について最初の痛みを10として記載しています。


【考察】
過去にASP鍼による耳鍼療法を受けていても、ASPセラピーは治療の第一選択肢ではないので、通常の鍼灸治療が優先される。今回、患者さからも特に要望が無かったので通常の鍼灸治療にて治療していたが、突然のこむら返りによりASPセラピーの有効範囲の広さを再認識する事となった。又、腰痛に対する結果も伴ってしまった為、最初からASPセラピーをお願いすればよかったですね・・・と、苦笑いしながらご帰宅頂く事となった。



症例報告日:令和元年10月9日
症例報告作成者:松浦哲也

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